HIMAWARI (ページ32)

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久しぶりの来店 side DH ページ32

やっと、ヒマワリに行こうと決心して、ヒョクに言えば、今日の夜に行こうだって。

決心してたけど、今夜だとは思わず決心が揺らいだ。

HC「やっと行く気になったか！ハハっ！」

ヒチョルヒョンは上機嫌で、キュヒョナはなんだか楽しそうだった。

お店の前に立ち、久しぶりのヒマワリに懐かしくて、幸せな気持ちがこみ上げた。

いつも、笑顔で俺を迎え入れてくれたAがこの扉の向こうにいると思ったら、ドキドキと心臓が早く動いた。

ヒョクに入れよ、と促されて入った店内は、1年前と変わってなくて、Aの好きが詰まったAらしいお店のままだった。

俺がお店に入れば、驚いた顔のAがいた。
1年ぶりのAは相変わらず可愛くて、抱きしめて、ごめんと謝りたくなった。

SJのドンへならそんな風にできるんだろうけど…

ただの、イドンへはそんなロマンチックな事出来なくて…
とにかく、1年前のクリスマスの事を謝った。

A「……あっそう」

と、今までに見たことがない冷たい表情のAに、何も言えなかった。
と同時に、俺がAに与えた傷は深いんだな…と改めて感じた。

みんなと会話するAは、俺が知ってるAよりも少しだけ乱暴？というか、素っぽくて、ラフな感じがした。

俺が居なかった1年で、みんなとこんなに仲良くなったんだなと思ったら、少し寂しく感じた。

余計に、Aとの空白の時間を埋めたくなった。

また、俺に振り向いてくれるように願った。

ヒョクが注文したプデチゲを運んだAは、そそくさとキッチンへ戻ろうとする。

それをヒチョルヒョンが止める。

その動作に、少しだけ笑ってしまった。

HC「ドンへ、笑ってんならお前もAを止めろよ！」

DH「え…？」

EH「A、久しぶりだろ？ドンへと合うの。今日くらい一緒にどう？」

A「でも…」

KH「くくっ、Aは素直じゃないな～早く座りなよ」

A「えっ、ちょっちょっと！！」

キュヒョナが無理矢理座らせて、渋々Aは、一緒にご飯を食べてくれるようだった。

EH「それにしても、テーブルにこのメンバーは久しぶりだな～」

HC「やっとだろ！2人ともうじうじしやがって」

A「しやがってって…そんな風に言われる筋合いない！」

HC「だってそうだろ？俺はな、可愛い弟と可愛い妹の幸せを願ってるだけだ」

KH「そうだったの？くくっ」