過保護なオッパ達 side you ページ16
HC「店閉めてまで2人でご飯か？誰だよ」
A「幼馴染だよ」
HC「幼馴染？んで店まで閉めんのか？」
A「今日は特別な日だったから！」
EH「特別って、Aとあいつの？」
A「それは…彼のプライバシーになるから言わない！」
EH「幼馴染なんて聞いた事ないぞ？しかも俺らに挨拶してた？」
KH「してましたよ、全く誰か分からないけど」
A「イル君！アイドルやってるんだって。ここで会ったのも何かの縁、覚えておいてあげて？」
HC「はっ⁉なんでだよ！俺らはAとは友達だけど、あいつとは友達じゃねー」
A「はぁ〜…別に友達になれとは言ってない」
KH「で、なんで幼馴染が急に？そんな大事な用事だったの？」
A「たまたまこのお店を見つけてくれたの。で、久々の再会！」
始まったよ。この3人は過保護…
気が済むまで質問は止まない。
変な時に居合わせちゃったな〜…
じゃあ、ラーメン作って来るから！とキッチンに逃げた。
う〜…今日は長そう…；；涙
ドンヘと付き合っていた頃も、同級生が来た時にはこうやってしつこく質問されたな…ドンヘも一緒になって…
この人たちは、何故こんなに過保護なんだ？
そんなに危なかしい？私って…
今日は早く帰ってもらうぞ！よし！
A「お待たせ〜！
先に言っとくけど、答えられない質問には絶対に答えないからね！後、今日は早く帰ってもらうからね！」
EH「なんでだよ！なんて店だよ！」
A「店主は私ですので！」
HC「いただきまーす←」
KH「イル…ふ〜ん、結構大変みたいだね？仕事。」
A「あっ！何調べてんの⁉やめてよね！」
KH「いただきまーす←」
EH「いただき！」
A「もう…部活帰りの中学生かっつーの！」
HC「ふぅ〜ごちそーさま」
A「はい、聞きたい事があればどーぞ！」
HC「やけに素直じゃん」
EH「その方が利口だな」
A「何回もこんな事あったんだから学んだよ…」
それからは、イル君の事や、私達の関係をしつこく聞かれた。幼馴染だから、隠す事なんてあんまりないんだけど…
今日の出来事は話せないな…苦笑
A「もーー帰って！何回聞いても一緒！もう話せる事は何にもないから！」
HC「まぁ、普通の幼馴染なのは分かった。けど、もし何かされたらすぐ言えよ？」
A「何かって、何にもされないから。この過保護オッパw」
深夜になりやっと3人は帰った。
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作者名：shino | 作成日時：2017年1月24日 18時
