真実 side YOU ページ8
私は間違っていたのだろうか…
ドンヘやSJを守るために、別れ、仕事を辞めた。
でも未だにドンヘは私の事を想い、泣いていると言い、キュヒョナも理由が分からないのは辛いと言う。
理由を言わない事で、苦しめているのかもしれない。
でも、本当の理由を言ってもいいの…?
KH「ヌナ…涙拭いて…」
A「キュヒョナ…ドンヘはそんなに苦しいのかな?」
KH「うん…すごく苦しいと思う。見た事ないよ、あんなヒョン…」
A「…そっか」
KH「俺は、前までヒョンからヌナを奪おうと思ってたんだよ。好きだから。俺のものにならないのに、ヒョンの隣で笑うヌナを見るのは辛くて。
でも、ヌナがこんなに泣いてる姿を見る方が、もっと辛いよ…ヌナには笑ってて欲しいよ。それがヒョンの横でも。」
A「キュヒョナ……あのね…あの日、マネージャーに呼ばれて、見せられた写真があったの。」
私は真実を話した。
週刊誌にドンヘと私の写真を撮られた事。
事務所内の誰かがリークしていた事。
記事にしない代わりに、ドンヘと別れ、仕事を辞めた事。
週刊誌の発売がすぐなため、急いで別れる必要があった事。
KH「そんな事があったの…?」
キュヒョナもさすがに驚いた様子だった。
A「何も言わずに出て行ったのは悪かったけど、理由を言えばドンヘはきっと、別れずに関係を公表したと思うの。そうしたらSJだって大変な事になってたでしょ?」
KH「それはそうだけど…もっと他になかったのかな…」
A「でも、今のドンヘの事を聞いたらちゃんと話し合うべきだったのかなって…」
KH「ヌナは1人で背負いすぎだよ、ヌナ1人で俺たちを助けてくれてたんじゃん。確かにあのタイミングでドンヘヒョンが公表してたら…ペン離れは深刻だったと思う。」
A「そう言ってもらえると、助かるよ。」
KH「何が正解だったかなんて分からない。でも、まだ俺たちについて来てくれてるペンもいるよ。何かあればメンバーで支えるよ。ドンヘヒョンもがんばってペン達の声援に応えてる。」
A「みんなは頑張りすぎる位だもんね」
KH「もう一回、ヒョンと会ってきなよ」
A「でも…」
KH「ヌナのタイミングでいいから…あ!あと!スマホ!変えたでしょ!ヒョンが連絡つかないーってすっげー煩かったんだよ?新しいの教えて」
A「え?このタイミング?w」
KH「いいから、早くしてよ」
A「…そういうとこ、変わってないのね」
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作者名:shino | 作成日時:2017年1月10日 16時