Rain-3 (ページ20)

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幸せの余韻-2 side DH ページ20

KH「何でもないですって！」

HC「本当に分かりやすいマンネだな！」

KH「なんで！わざわざ誕生日に行くんですか…ヌナが余計に寂しくなるじゃないですか！」

LT「だからなんだよ、キュヒョナ。」

KH「え？」

A「うん。キュヒョナは優しいね。心配してくれてありがと。何年後の誕生日に入隊した時はこうだったね、って話せるじゃない。誕生日がもっともっと大切に思えるようになるかな、って思うの」

KH「でも、誕生日だからこそ、一緒にいたいもんじゃないの？」

A「そりゃ寂しさもあるよ？でも、誕生日に入隊なんて余計にドンヘの事考えちゃうでしょ？みんながドンヘを思うでしょ？」

KH「ヌナ…」

KG「うちのマンネも可愛いとこあんだな！」

HC「って何でドンヘは泣いてんだよ！」

DH「Aは最高の彼女だなって思って～；；」

キュヒョナの言うことも分かるけど…

僕は、大切な誕生日がより感慨深い物になるかなって思って。あえて誕生日入隊にしたんだ。

Aもすぐに納得してくれて、何て言うか…凄い女性だなって。
僕が逆だったら多分無理だもんな…

着実にその日は近づいて来ている。

Aが韓国にきて20日程たった頃、母さんたちとご飯に行く事にした。

母「あら～Aちゃん、会いたかったわ～元気してた？」

DH「Aちゃん⁉」

A「お母さんにも会いたかったです！」

DH「お母さん⁉⁉」

母「何？ドンヘ」

DH「いや、いつの間にそんなに仲良くなったの？；」

母「たまにLINEするのよ～そこから仲良くなってね？あなたが仕事で遅い時は、晩御飯一緒に行ったりね？なのにあんた達、別れちゃうんだから～」

DH「そうだったの⁉何にも聞いてない！」

A「あれ？言ってなかったっけ？；」

DH「聞いてないよ～」

母「戻って来てくれてありがとね？Aちゃん。寂しくなったらいつでもうちに来てくれていいからね？」

A「はい！お母さんのご飯、久しぶりに食べたいです」

ドンファ「てっきりAちゃんが話しているかと思ってたよ！ははは～！」

DH「ヒョンも知ってたの⁉」

僕の知らないところで、こんなに仲良くなった2人を見て、なんだかAとの将来がより鮮明になった気がした。

にしても、みんな何で何も言ってくれなかったの？；；

楽しくご飯を食べて、帰宅をした。
ユキが走って出迎えてくれる。

もう少しでこの光景も見れなくなるんだな。