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三角関係2 side E ページ30

E「何を相談できないの?」


俺は、Aに話しかけた。
きっとAは誰にも相談はしないつもりだろう。それで今の言葉を呟いたんだろうな。

やっぱりの返事が返ってきた。俺に相談はしないみたいだ。何度か相談するように促したけど、それでも答えは変わらなかった。意外と頑固なんだな。



メンバー全員が集まり、最後の撮影は終わった。シャワーを浴びに向かうとドンヘがやってきた。

D「あ〜疲れた〜、帰りにタコス買って帰ろう?」

E「あぁ、いいよ〜」

シャワーまでも、シャワー出てからも、ドンヘはAの話ばかりだった。
ドンヘはきっと今がすごく楽しくて幸せなんだろうな〜なんて思ったけど、キュヒョナの存在に気付いて、ドンヘ自身でちゃんと行動を取って欲しかった俺は、ドンヘに言った。


D「ヒョク〜聞いてる?」

E「なぁ、お前さちゃんと周り見てろよ?周りで今どんな事が起きてるか、どうなってるか、ちゃんと見てろよ?」

D「ん???」


きっとまだ、ドンヘは何にも分からないよな、でも近いうちに嫌でも気づく時が来るよ。
俺はお前を応援してるよ。キュヒョナが嫌いとかじゃなくて…Aとドンヘの物語が気になるんだよね。


E「とにかく!お前はもっと周りを見た方がいいよ!分かった?」

D「分かんないけど、分かった。」

E「あっ!そう言えば、あと5日もすればA達、日本に帰っちゃうね」

D「そうなんだよ〜;;ご飯とか一緒に行きたいな〜…」

E「誘えば?いつもあんなにベタベタ甘えてんのに」

D「///!!!!その言い方やめてよ!A明日休みって言ってたし、誘いに行って来る〜」

ドンヘや〜頑張れ〜

俺は帰り支度を済ませ、ドンへが戻ってくるのを待っていた。

そいえば、キュヒョナいないな…

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作者名:shino | 作成日時:2016年11月22日 17時

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