打ち解けた5人 side D ページ20
それからは、Aを見かけるたびに話しかけた。事務所内だし、カムバを控えたこの時期は関わる事が多い。必然的に顔を合わせる事になるから、あの3人もAを笑顔にすべくたくさん話しかけていた。
そのおかげで、僕たち5人はすぐに打ち解けた。
Aが韓国へ来て5日が過ぎた。
仲良くなった事でいろいろなAの姿が見れて毎日が幸せだった。
その日はダンスと衣装のチェックをするためにみんなで練習室に集まっていた。
KY「Aヌナ〜、マッサージして〜！」
キュヒョンはとてもAに懐いていた。
Aが笑顔なのはいいけど、触れたり、一緒に笑ったりしているところを見ると、正直ムカムカしてしまう。
D「キュヒョナ！Aがマッサージするのは僕だけだよ！ダメダメ！」
KY「いいじゃないですか、Aヌナはマッサージすごく上手なんだから」
D「ダメなのー！はい、A！僕のマッサージして！」
KY「なんでドンヘヒョンだけなんですか？昨日もAヌナ独り占めだったじゃないですか、はい、Aヌナ、お願いしますね〜」
A「２人とも、一応言っとくけど…私スタイリストね」
と呆れ顔のA。
SW「A、2人は放っておいてこっちおいでよ」
シウォンがそんな事を言うから、Aは「ってことで、本業に戻りまーす」と言って、行ってしまった。
E「あ！A、これさ、昨日言ってたやつ！」
A「あ〜やっぱかわいいー！欲しいなぁ〜でも迷うな〜」
オシャレなヒョクとはアクセサリーについてあーだこーだと情報交換しているようだった。
仲良くなってAの笑顔もだんだんと増えてきた。それはいいんだけど、僕のムカムカも増えていく。
Aとヒョクのところへ行き、無理やり2人の話に割り込んだ。
D「Aはそういうのが好きなんだね！似合うよ！絶対似合うよ！」
A「そお？ふふっ///じゃぁ次の休みのときそこのお店見に行って見ようかな？お店の場所、教えて下さ〜い」
D「A、休みいつなの？」
A「明後日ですよ」
D「そっか！ヒョク〜僕もそれ欲しい〜！」
E「なんだよ急に〜またどうせ俺の借りるんだろ？」
僕は明後日の休みまでに、そのアクセサリーをAにプレゼントしようと考えた。このままだとヒョクとAのオソロになっちゃうし！僕のも買えば3人でお揃い。うん。悪くない///
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 108人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：shino | 作成日時：2016年11月22日 17時
