Rain-1 (ページ47)

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告白 side YOU ページ47

A「ドンヘ？私はあなたが好きです」

D「うん、うん、」

ドンヘは泣きそうな顔で頷いてる。

A「でもね、昨日SJ のペンの子達を見て、不安になったの。ドンヘの気持ちに応えたら、バレたらって…」

D「そうだよね、Aが不安に思ってるの分かってた。僕はそれでもAへの気持ちを抑えられなかったんだよ。だから告白したし」

ドンヘの気持ちを聞いて少しずつ、不安が更に取り除かれていく。

D「今はまだ公表できないけど、これからペン達に恩返しして、自分のできる事全力でやったら公表だってしていいって思ってるんだ。だから安心して？」

涙が止まらなかった。私はドンヘの言葉にただ頷いていた。

D「これで僕たち両想いだよね」

A「うん！」

涙目でニッコリ笑ってドンヘを見た。

そしたらドンヘも口を開けてアハって笑ってくれた。

進んだ道。これで正解だったっていつまでも思えるように、この幸せをいつまでも離さないように、しっかりと歩んでいかなきゃ。

D「やーーーっと彼女になったー」

A「声大きいよ！」

D「いいじゃん、誰もいないんだから」

A「でもダメなの、事務所でも今まで通りにしてなくちゃ」

D「うん、分かった」

珍しく聞き分けの良いドンヘ。

A「さ、仕事戻ろ？」

D「えーあっさりしすぎA、寂しいじゃん」

ブスッとした顔でこっちを見てきた。

A「また連絡するから、ね？」

D「ぶっ！A、顔真っ赤！」

2人で笑いながら休憩スペースを出て、仕事に戻った。