正直な気持ち2 side YOU ページ36
今の私は本当に子供みたい。駄々をこねて困らせてる。
でも、本心なの。キュヒョンさんの気持ちには応えられないから。
KY「ヌナ？俺こそごめん。今はヌナの気持ち、ちゃんと受け止めるよ」
A「キュヒョナ…年下のくせにしっかりしすぎ……ありがと」
キュヒョンさんは私の頭をガシガシと撫でて「行くよ？」ってニッコリ笑って部屋に連れてってくれた。
角を曲がると、ドンヘさんが立っていて、キュヒョンさんとぶつかりそうになっていた。
KY「ヒョン⁉びっくりしますよ。そんなとこに突っ立って」
D「ん？ああ、ごめん。」
KY「ヒョン？」
A「ドンヘさん？」
D「ああ！僕トイレ！行ってくる！」
A「？？行ってらっしゃい」
KY「………」
部屋に戻り、遅いーとブーイングを食らった。
E「ドンヘ戻ってきたら帰ろうか！」
A「そうだね、結構な時間だね、」
D「お待たせ〜」
KY「ヒョンちゃんと戻ってこれたんですね。ヌナはトイレから部屋までで迷ってたんでw」
A「ちょっ、キュヒョナー！それわざわざ言わなくても」
SW「Aってやっぱ…」
A「なに？？」
ギロっとシウォンさんを睨む。
キュヒョンさんがすごく普通に接してくれて正直すごく助かった。
やっぱ、キュヒョンさんは大人だな〜
みんな笑ってた。
でも、ドンヘさんはなんかさっきから少し元気がないような…いつものドンヘさんじゃないようで、少し気になっていた。
A「あっ、お会計お会計〜！」
SW「大丈夫だよ？女の子には払わせないよ」
A「///そこ女の子扱いするー⁉」
E「そこは素直にありがとうって言えよ〜！」
A「ありがと……ありがとう！ごちそうさま」
KY「Aヌナが照れてるーw」
SW「よろしい！」
最後まで笑わせてくれるこのメンバー、本当にこのメンバーと仕事ができて良かったなって思えるこんな瞬間。
タクシーを拾おうとしていた時、ドンヘさんが話しかけてきた。
D「A？ホテルまで送るよ」
A「え⁉いいよ！だって明日も仕事でしょ⁉」
首をブンブン横に振った。
D「そうなんだけど、帰っても眠れそうにないし、送らせてよ」
A「え？どしたの？何かあった？」
D「ううん、でももう少しAと話したい」
A「///いや、それはいいけど…」
ドンヘさんの言葉に私の心臓はおかしな程激しく動いた。
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作者名：shino | 作成日時：2016年11月22日 17時
