拝啓皆様、私、もうすぐ死ぬ事になりましたがそれまで宜しくお願いします。[鬼滅の刃]

俺の代わりに。 ページ13

＿＿＿「‥‥‥‥Aｯ！！‥‥‥‥A‥‥！！」







誰だろう。







誰かが私を、呼んでいる。







‥‥ああ、そうか。






この声は、お兄ちゃんですね。






でも、お兄ちゃんは、昔、亡くなった筈なのに。






‥‥‥「A、俺の代わりに、お前が母さんの側にいてくれ。」








＿＿俺ではもう、、側にいてやれないから。









お兄ちゃんが死ぬ前、








鬼に、襲われて、









死んでしまう数分前、

　






約束、、したよね。







＿＿＿「‥‥分かった。私が、母さんの側にいるから………、だから‥‥」








お願いだから、









まだ、逝かないで。









まだ、話したい。









まだ、笑い合っていたい。









まだ、お別れしたくない。









まだ、まだ。









まだ、一緒に、、いたいよ。









お兄ちゃん。









私は、願った。









奇跡が起きないかなって。









お兄ちゃんが生きてる、







そんな、未来を。








そんな。希望を









それでも、当たり前のように、









死は、訪れて。









お父さんの次は、お兄ちゃん。







そして次は、、、









私、









お兄ちゃん、ごめんなさい。









母さんを、おいていってしまいます。









約束、、








守れなかった、、、、、

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