九尾 ページ22
「お前には関係ないやろ」
「まぁ…確かに関係はないわなw」
笑っとるのに俺を見る目が…恐い…
一瞬で殺されてまう…そんな気がした…
「関係はないけど…
そない妖気駄々漏れにされたら…気になるやん？」
ククッと笑いながらゆっくりとこちらに歩み寄ってくる
「相変わらず綺麗やな…九尾…」
亮ちゃんの着物のあわせから手を滑り込ませ身体を撫でまわす男
「早よ帰れ…」
「久しぶりやいうんに冷たいなぁw」
亮ちゃんの身体に残る俺の咲かせた華を見つけると口を寄せハグハグと噛むフリをし始める
「なぁ九尾…
早よ俺にも抱かしてや」
倉「っ!!」
「無理や言うてるやろ、何べんも言わすな…」
「ふっw相変わらずの嫌われようやなぁw」
亮ちゃんにピトッとくっつくと
亮ちゃんの肩ごしに俺を見下ろす…
「邪魔やから…また消したろかな…」
倉「っ…」
バッ!!
亮ちゃんが勢いよく男を振りほどく
「お前…ええ加減にせぇよ(怒)」
「ふっwここでやり合うか？w」
俺の前に立つ亮ちゃんの頭からは白い綺麗な２つの耳…
「早よ帰れっ(怒)」
いつもより低い亮ちゃんの声…
「俺はやり合うてもええねんで？w」
男のおでこより少し上辺りに現れる角のようなもの…
「……帰れ言うとるやろっ…(怒)」
そう叫んだ亮ちゃんの身体から
蒸気のようなもんが吹き出しみるみる間に姿が変わっていくっ…
九本の長い立派な尻尾…
艶やかな毛並み…
綺麗な金色の瞳…
真っ白な顔に金色の身体…
本で見たまんまの九尾が…目の前に居る…
「何百年ぶりや？その姿…」
「さっさと帰れっ!!酒呑童子っ!!(怒)」
酒呑童子……？
酒「ふっwまぁ…妖力溜め込んだお前とやり合うても痛い目みるだけやしなっw
今日は大人しく帰るわっw」
男は角をしまうと亮ちゃんを見つめる
酒「でも気ぃつけや九尾っw
俺ソイツ…
…嫌いや」
倉「っ!!」
殺意を帯びた視線が突き刺さる
「忠義には指１本触れさせへんっ(怒)」
亮ちゃん…
酒「まぁせいぜい頑張りやぁw」
男はそれだけ言うと再び扉をすり抜けて行った
「…」
倉「亮…ちゃん…」
九尾の姿の亮ちゃんを後ろからそっと呼ぶと
キラキラの金色の毛をなびかせながら振り向いた
倉「…っ」
その姿は…ただ…ただ…綺麗やった…
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coffeetime(プロフ) - 最初のｺﾒﾝﾄの頭にDsloveのときに批判ｺﾒﾝﾄをした者ですと付けるのを忘れていました。ﾒｯｾｰｼﾞが長すぎるとｴﾗｰがでたのでｺﾒﾝﾄを分けました。 (2019年5月14日 16時) (携帯から) (
レス) id: 998ae028aa (このIDを非表示/違反報告)
coffeetime(プロフ) - 今でも気持ちに変わりはないですが、2018年より前の設定などは気にする事が少なくなりました。この作品ではないですがｺﾒﾝﾄの中で退会した事に触れていたものがありました。これは誰かが確認したという事ですか？そうであるなら何故なんでしょうか？ (2019年5月14日 16時) (携帯から) (レス) id: 998ae028aa (このIDを非表示/違反報告)
りょん(プロフ) - Dsloveさん» そうですね。少なくてもりょんにとってはとても凄く大きな存在でした。今お引越ししている作品はまだ彼がグループにいた頃に書いたものなので修正は出来ません。嫌な気持ちにさせてしまって申し訳ありません。でもこれがりょんの書きたい作品達なんです。 (2019年4月10日 6時) (レス) id: e9eca7cf64 (このIDを非表示/違反報告)
Dslove(プロフ) - 黄色さんが誰とカップルになっても必ず赤色さんがライバルとして出てくるような気がします。なんか嫌です。そんなに大きな存在なんですか？ (2019年4月10日 2時) (レス) id: 02a534072a (このIDを非表示/違反報告)
いち(プロフ) - 最後までお疲れさまでした！ 亮ちゃん ほんまに可愛かったです…// 体調お大事になさってくださいね(´･ ･`) (2017年3月14日 19時) (レス) id: e4f0d46998 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きっちょ＆りょん x他1人 | 作成日時：2017年1月21日 18時
