式神生活〜ふわふわぽむぽむなキミ〜

肉球 ページ21

今日も朝からふわふわを連れて出勤

平日やし？休み明けやし？
暇なわけで…w

日向ぼっこしとるふわふわの尻尾ブラッシングしたりながらちっこい頭撫でてやる

倉「気持ちええ？w」

「ｸﾝｯ」

倉「んふっw良かったw」

真っ白な前足はちっこくて肉球ぷにぷに…//

前足をそっと握って足の裏をクンクン嗅いでみる

「っ///」

倉「ここの匂い好きやなぁ…w」

恥ずかしそうに足を引っ込めてくるっと丸まるふわふわ

倉「何？嗅がれるん嫌いなん？w」

「ｸﾝｯ///」

倉「ごめんごめんwやって、前足可愛かってんもんw」

前足だけ…？って顔で可愛ええクリクリの瞳が見つめてくる

ﾁｭｯ…

ピンクのちっさい鼻先にキスしてふわふわを抱き上げる

倉「前足だけやなくてふわふわは全部可愛ええよっw」

「ﾌﾝｯ//」

倉「んふっw」

ちっさな両前足が胸に置かれる

倉「ん？」

ﾁｭｯ…//

倉「っ///」

ふわふわの可愛ええ口が俺の鼻先に触れる

「…ｸﾝｯ//」

自分の鼻先を俺の頬に擦り付けながら
珍しく甘えるふわふわ

倉「どうしたんっ…？///」

ぽすんっと肩に顎を置くと抱きつくように
寝始めた

倉「風邪引いてまうと困るからポンチョ着てから寝よねっ//」

「ｸﾝｯ//」



スヤスヤと俺の腕ん中で眠るふわふわ

チェックのポンチョに包まれてほんま可愛ええ…///

ちっこくて丸い頭撫でてやっとると…

ﾋﾟｸｯ

ふわふわの耳が急に立ち上がる

ﾑｸｯ…

倉「ふわふわ…？」

顔を持ち上げたかと思うと俺の膝の上にスッと立つ

「ヴゥー…」

ちっさく唸り声あげると入り口を睨むふわふわ

倉「急にどうしたん…!?」


「ふっwこらまた…今回は随分と可愛らしい格好させられとるんやなっw」


倉「っ!?」

ふわふわが睨む店の扉からまるで何も無いかのように、扉をすり抜けてくる一人の男

間違いなく人間やないっ…

「久しぶりやな…九尾w」

「ヴゥー…」

「そない怒んなやw」

ヘラヘラと笑いながらふわふわに話し掛けると
そのまま俺に視線を移した

「ソイツが今回の主か…？」

倉「っ…」

酷く冷たい視線…
今まで襲ってきたヤツらとは明らかに違う
空気…瞳…圧…

目が合うただけで本能的に身体が震えた…

恐いっ…



ポンッ!!


ふわふわから人間の姿になると俺の前に立った亮ちゃん

「何しに来てん」

「何しにって…w
九尾に会いに来たんやんっw」

男が不敵に笑うと亮ちゃんがギュッと俺の手を握った


「随分…ソイツに可愛がってもらっとるみたいやな…」

九尾→←ぷらぷら…？

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