ごめんな… ページ41
喧嘩の理由聞いてもだんまりのマック…
紫「はぁー…何で喧嘩なんか…」
呆れ返っとるジャッキーとアーセナルんとこ追い返されてきたガムが顔を見合わせる
青「まぁ…たまにはええんやない…？
怪我やって大したことないしっ」
マックの手当てしながらトッポが俺を見る
青「ええの…？」
緑「ん？」
青「今…２人っきりやで…」
緑「っー」
亮ちゃんと…アーセナルが２人…
黒「行った方がええと思うで…」
緑「えっ」
ずっと黙っとったマックが口を開く
黒「今のアイツは…ヤバイ気ぃする…」
ヤバイって……？
バンっ!!
マックの部屋を勢いよく飛び出し甲板に向かう
緑「はぁ…はぁ…」
甲板には亮ちゃんと…アーセナル…
上半身裸でタバコ吸っとるアーセナルと…
緑「っー…」
衣服の乱れた亮ちゃんが…酒樽に寄り掛かり
ボーッと海を眺めとった…
緑「亮ちゃんっ?!」
亮「……ジョニー…」
力なく笑う亮ちゃんの目から一筋の涙がこぼれ落ちた…
緑「っ」
亮ちゃんに走り寄り直ぐ様抱きしめる
緑「亮ちゃん…どうしたんっ…」
亮「…ごめん…ジョニー…」
緑「えっ？」
亮「ごめん…」
泣きながら謝る亮ちゃん…
何?何で…？
カチャ…
緑「?!」
目の前に拳銃が差し出される
赤「…」
緑「アーセナル…何？これ…」
赤「…殺せ…」
緑「は…？」
赤「これで…俺を殺せ…」
緑「何言うてんの？ワケわからん…」
赤「…わかっとるやろ？」
緑「…っ」
赤「無理矢理…抱いた…」
緑「っー」
赤「嫌がる亮を…無理矢理っ…」
ドカッ!!
力の限りアーセナルを殴る
緑「何でやっ!!何でこんなことっ…」
亮「ジョニーっ…」
殴りかかろうとする俺を亮ちゃんが抱きしめ
止める
亮「やめてっ……」
緑「何で…何でなん…？
何でそんな酷いことするん…」
赤「好きやから…」
緑「好きやのに何で酷いこと出来るんっ
亮ちゃん泣いとるのに…何でっ!!(怒)」
亮「もう…やめて…」
泣きながら俺を止める亮ちゃんを抱きしめる
緑「何で亮ちゃんを苦しめるん…
やっと…やっと…笑うてくれるようんなったのに…」
赤「俺も…笑いたかってん」
緑「っ…」
赤「お前らと…本気で笑い合いたかってん」
アーセナル…
赤「ごめんな…亮
俺こんな人間やから…気持ち抑えられんくて…傷つけて…」
亮「ｯ…」
赤「ごめんな…ジョニー
お前のやってわかっとったのに好きんなってもうて…」
緑「アーセナル…」
カチャ
赤「ごめんな…」
バンっ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 223人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きっちょ | 作成日時：2016年8月24日 21時
