海上のLOVESONG～君に捧げるonelove～ (ページ5)

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☆ ページ5

亮「ほんまありがとうございました…」

まだちょっとふて腐れ気味の亮ちゃんが
店の外で深々と頭を下げた

亮「助かりました…」

他の３人はさっきのヤツ引きずって先に船に戻っていったから今は俺と２人きり…

緑「ええってw
酒も飯もただで食わして貰うたしw何か逆に悪いくらいやわw」

あの後おっちゃんの好意で酒たらふく飲まして貰うて
亮ちゃんが作ってくれた飯もアホみたいな量を皆で食ったw

亮ちゃんの作ったこの土地の料理
旨かったなぁ…

亮「おとんも診てもらったし…」

下向いたまんまの亮ちゃんの頬に触れる

亮「？」

緑「亮ちゃんは…？大丈夫なん？」

さっきタオルで冷やしてはいたけどまだ真っ赤に腫れ上がっとる可哀想な頬…

亮「…平気」

あれ!?また不機嫌になってもうたw

緑「亮ちゃん？」

亮「また…」

緑「ん？」

亮「また子供扱いするっ(怒)」

緑「は？w」

亮「ﾞちゃんﾞって何？(怒)」

あはっw亮ちゃんのﾞちゃんﾞが気に入らんのかw

緑「やって…w亮ﾞちゃんﾞって感じなんやもんw」

亮「ﾑｯｽｰ…(怒)」

ふっwほらwその顔w

ほっぺ膨らましてうるうるした上目使い…

可愛ええなぁ…w

おっちゃんが外に出したくないんもわかるわぁw

こんな子がその辺ウロウロしとったら一瞬で連れ去られてまうもんなぁ…w

緑「なぁ…亮ちゃん」

亮「何？(怒)」

まぁ…そんな拗ねたってﾞちゃんﾞ付けは止めたらんけどw

緑「夜やったら外でてもええの？」

亮「あかん…」

緑「皆が寝とる間でも？」

亮「一人で外出たらおとんに怒られる…」

緑「一人やなかったら…ええんや？」

亮「えっ？」

緑「俺が一緒やったら…ええんやろ？w」

亮「…」

黙る亮ちゃんの頭を優しく撫でる

緑「夜…迎えに来る」

亮「っ…」

何で…？って顔の亮ちゃんに見送られながら
俺は船へと戻った

あー……

何で…？は自分に聞きたいわ…w

俺なんでこんなに亮ちゃんに興味津々やねん…w

……長旅で溜まっとんのかな？w