君想う夜 ページ34
何でいつも俺はこうなんや…
亮「明日…ちゃんと診てもらう…」
シュン…と俯く亮
赤「すまん…こんな言い方しか出来んくて…」
亮「んーん…アーセナルが心配して言うてくれとるんはわかっとるから…」
赤「…怖いか?俺の事」
亮「そんな事っ…思ってへんよ…」
いや…多少なりとも思っとるやろっ
その言い方…
赤「亮…?」
俯いとった亮が顔をあげる
赤「ちゃんと守ったるから…」
亮「…っ」
赤「お前の事ちゃんと守ったるからっ
せやからお前も…ちゃんと側に居るんやで?」
亮「うん…」
そっと亮を抱きしめる
赤「お前が居らんようになったって聞いて…
めっちゃ焦ってんで…?俺っ」
亮「アーセナル…」
赤「お前が思っとる以上に…
俺お前の事大事に思っとるからっ」
亮「うん…//」
赤「もう…一人でどっか行ったらあかんで?」
亮「うん…ごめんなさい…」
亮の頬に触れる
亮「アーセナル…?」
触れたい…
その唇に…
赤「亮…俺っ」
「亮ちゃん?」
赤「っ!!」
背中から聞こえる声に思わず肩が揺れた
亮「ジョニーっ」
亮が嬉しそうに微笑む
緑「こんなとことで何しとんの?」
亮「ちょっと…ギター練習しててんw」
緑「……アーセナル…は?」
ジョニーの視線がキツく感じた…
赤「俺は…ギターの音聞こえたから
見に来ただけや」
ふーん…って納得いっとらん感じのジョニー
緑「亮ちゃん今日はもう止めて部屋戻ろ?」
亮「おんっ」
亮が優しく俺に微笑む
亮「おやすみっアーセナル」
赤「おう…おやすみ」
緑「…」
亮が立ち上がりジョニーの腕の中に吸い込まれていく
緑「もっと厚手の服も買おなっ」
亮「平気やで?」
緑「亮ちゃんが風邪引いたら困るっ」
亮「ふふっw過保護やなジョニーはw」
緑「亮ちゃんにだけなっ…」
チュッ
緑「部屋行こ…」
亮「うん…///」
赤「…」
緑「…おやすみ」
赤「…おう」
ジョニーに手を引かれながら部屋に戻っていく亮の背中を見つめ、見送った
甲板に仰向けに寝転がる
赤「…」
俺…さっき何言おうとしてんやろ…
亮は…ジョニーのや…
俺なんか…出る幕やないのに…
赤「…っ」
亮がジョニーに笑いかける度に胸が締め付けられる
あんなガキに惚れるなんてどうかしとるって
ジョニーの事馬鹿にしとったのに…
赤「亮…」
何でお前は俺のやないんや…
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作者名:きっちょ | 作成日時:2016年8月24日 21時