アーセナルside ページ30
トッポから亮が居らんようになったって連絡もろうて
慌てて全員で探し回った
露店のおっちゃんから連れ去られるとこ見たって情報えて
路地裏へと入ると…
手足縛られた亮が目の前で知らん男のもん
しゃぶらされそうになっとる
赤「っーー!!」
一瞬で頭に血が昇った
亮「…(泣)」
目の前で苦しそうに膝をつき涙を流す亮
バンっ!!
赤「その汚いもん早よ亮から離せや…(怒)」
頭を撃ち抜き強制終了っ
「なっ!?テメぇ…」
カチャ…
赤「お前も早よその汚れた手離せや(怒)」
亮の腰を掴んどったヤツが慌てて亮から離れる
赤「ジョニー…」
今にも男等に飛びかかりそうな表情のジョニーに目配せして亮を助けに行かせる
緑「亮ちゃんっ…」
縛られたままの亮を抱き抱えたジョニーがこちらに戻ってくる
バンっ!!
バンっ!!
ドサッ…ドサッ…
赤「死んで詫びろ…(怒)」
亮にこんな事しといて生きてられると思ってたわけちゃうやろ…？
亮「ぐっ…ｸﾞｽｯ…んんっ」
泣きじゃくる亮を抱きしめるジョニー
緑「大丈夫っ…もう大丈夫やからなっ…」
亮「ん…ｸﾞｽｯ…」
背中擦られながらもしゃくりあげる亮を連れて
船へと戻った
亮「ﾋｸｯ…ｸﾞｽｯ…ﾋｸｯ…」
ホットミルク持ってくる言うて亮から離れたジョニーの代わりに亮を後ろから抱きしめる
いまだ泣き止まん亮の手を握る
赤「っー…」
手首にはくっきりと縛られとった痣…
赤「怖かったな…もう大丈夫やからっ」
亮「ｸﾞｽｯ…アー…セナ…ﾋｸｯ…」
俺にしがみつくように抱きつく亮
赤「もう２度とこんな思いさせへんからっ…」
亮「んっ…ｸﾞｽｯ…ぅぅ…」
亮の頭撫でながら思う…
あの３人…
もっと苦しませてやるんやった…(怒)
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作者名：きっちょ | 作成日時：2016年8月24日 21時
