長男が怒った日 2 現実は上手くできていない ページ35
SCside
そして取材が終わり移動車に乗り込み背もたれに身体を預けた
ヒョンが怒った時のことがふと脳裏によぎった
NOside
MN「テヨンが結婚しただろ？それで引っ越しの片付けで忙しいからしばらく休むらしく、テヨンが戻るまで別の人に入ってもらうことになる」
SVT「！…分かりました」
全員がどんな人が来るのだろうと楽しみにしていた
テヨンはメイクスタッフの中でも一番歴が長く性格も腕も良かった
全員に好かれており人見知りのメンバーでさえもテヨンにはよくなついていた
そんな彼女の代わりだというのだからきっと彼女と同じ、またはそれよりも少し上か下かそれほどの実力を持った者なのだろう、誰もがそう考えた
しかし現実はそこまで上手くはできていない
RN「初めまして！私はキム・ルナです」
RN「日韓ハーフですが日本育ちなので、つたない韓国語になってしまうと思います。それでも頑張りますので、宜しくお願いします！」
第一印象は明るい良い子
それに、メイクの腕も他のメイクスタッフよりも一際上手かった
しかし、どんどん化けの皮が剥がれていった
ﾄﾞﾝｯ鈍い音が廊下でした。
それとほぼ同時に女性の叫び声も。
MS「ｷｬｯ！」※メイクスタッフです
RN「あ、ごめんなさ〜い。でも…、そんなとこに立ってる方も悪いですよね？ㅋ」
先輩のメイクスタッフにわざとぶつかり自分は悪くないと言わんばかりの態度
RN「なんで、あんたみたいなメイクもろくにできない奴の指示聞かなくちゃいけないの？」
RN「あんた目障りなのよ」
RN「は？私じゃなくて、あんたの仕事でしょ？こんな雑用」
暴言は当たり前
RN『Aオッパ！さっきウンビ先輩が私に酷いこと言ったんです！』
『そ、そっか、なんて……？』
RN『仕事もしないような奴はここに要らないってｯ』
RN『私、ちゃんと仕事してるのにｯ』
RN『すっごく悲しいんですｯ！』
『あー、えっと辛かったね…』
RN『分かってくれるんですか……ｯ？』
RN『やっぱり…、オッパは他の人とは違いますね///』
RN『それに比べて他の人たちは＿＿＿』
MS「Aさ〜ん！次どうぞ〜」
『！呼ばれたから行くね』
RN『それならルナがしますよ！』
『大丈夫だよ。それにメイクヌナと話したいことあるから』
RN『あ、オッパァ、、、』
RN『あー、気分悪っ。ちょづくなっての』
Aにだけベタベタと媚びを売っていた
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幽玄(プロフ) - 雪乃さん» コメントありがとうございます！凄く励みになりました！ (2021年8月19日 8時) (
レス) id: c1524b22b1 (このIDを非表示/違反報告)
雪乃 - こんなに可愛い主人公がマンネじゃなくてじゃなくて95lineでもない設定が初めてなので他にはない作品で楽しく見させていただいてます！これからも読ませていただきます！毎日楽しみにしてます＾＾ (2021年8月19日 7時) (レス) id: c00bda6811 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幽玄 x他1人 | 作成日時：2019年12月6日 21時
