純黒の悪夢〈降谷零〉 (ページ8)

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東都水族館ページ8

あの爆発から一夜が明ける

零に会ったあと、
残り少ない仕事を片付け一度家へ休みに＿＿

という訳でなく

着替えるために一度家に戻ったのだ

あれから女はなかなか見付からず手付かずの状態だった

なので私は1人で女の捜索をする事にした

何故一度着替えて1人で捜索するのか？

簡単な事だ

これから私が行く場所は普通ならスーツで行く筈がない

街中をスーツで探すなら少々怪しいが普通に居るOLにでも見えるだろう

しかしこれから行くのは“東都水族館”

零が言っていた

“「女を逃がしたのは東都水族館の近くにある首都高速道だ」”

と、可能性は低いが探してみる価値はあると思い単独で東都水族館に行く事にした

しかし、いくら私服だったとしても女が1人で水族館に居るのもおかしい

といういう訳で＿

歩美「Aお姉さんも今日来るの！？」

『えぇ私みたいな年頃の女が言うのもあれだけど私も行ってみたくてね！』

彼等と一緒に行くことに

因みに歩美ちゃん元太君、光彦君
そしてコナン君と哀ちゃんとは零が“安室透”として働いている“ポアロ”で知り合った

阿笠さんは少年探偵団の紹介で知り合い何度か顔を合わせた事がある

零はコナン君に公安ってバレているらしいが私はまだバレていない

コナン君は頭が良く鋭いから
バレるのも時間の問題だろうが……;