デレ? ページ7
上の方に報告を終え自分のデスクと向き合う
侵入者の件についての資料をまとめていると
カチャ
ドアが開く音がする
ドアが開く音がしても手を離せない為後ろを向かずに資料と向き合う
すると背中に温もりが伝わる
後から抱きしめられている
こんな事をするのはただ1人
『お疲れ様、零。
さっそくだけど上司が呼んでいたわよ』
降谷「はぁ……そうか。
でももう少しこのままで」
『はいはい』
_____________
『零、そろそろ行かないと…』
降谷「…わかった」
ムスッとしながら言う零
今、緊急事態なのに、こんな事をしている場合ではない
『ほら、急いで行って来なさいよ。あの女の人捕まえないとでしょ?』
降谷「……!行ってくる」
こんな時でも落ち着いている零
いや、
頭の中ではパニックなのかもしれないけども
そして零が出ていったオフィスを出たあと
『私も足を引っ張らないようにしないと……』
そう呟いた
独り言のつもりだった
降谷「……」
でも、彼がドアの外で聞いているとはこの時思わなかった
18人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りん - 続きが楽しみにしてます (2017年5月24日 20時) (レス) id: aa9084d7b6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:澪音 x他1人 | 作成日時:2017年4月17日 22時