19話 嫌な予感とはとても当たるもの ページ20
沖田視点
「……嫌な予感がしてね…校長の話を振り切って来たよ」
「おぇ、八木さん、早すぎでさァ…」
遊園地のジェットコースターと言う名のトラウマが蘇ってしまった
確かに嫌な予感しかしなかったから此処に来た、だけじゃねェ
急に鳴り響いた携帯の音に飛び起きて校長室に真っ先に向かったのと彼奴の云う事を素直に俺が聞く訳が無いだろうが
そして俺達の目に映ったのはボロボロの１３号とセントラルで気持ち悪ィ生き物２匹と対峙する右腕がないチャイナだった
「もう…大丈夫」
八木さんの顔は笑ってはいなかった寧ろ滅茶苦茶怖ェ
其の時の俺の顔は多分引き攣っていた
「私が来た…！！」
「「「オールマイトォオオ！！」」」
歓声とも言える声がドーム中から聞こえた
あり得ない素早さで残りの敵を倒したいく八木さんの後を追うように自分も敵を刀、抜刀はせず、刀を鞘で納めた状態で敵を薙ぎ払いながら進んでいく
「…八木？サド？」
こっちを見るチャイナは右眼だけを閉じ、身体中血に塗れていた
返り血、自分の血、彼方此方から血が流れ出ていた
「チャイナ手前、手ェ抜いてんじゃねェぞ」
「神月少女…すまない！！後は私に…！」
「いや、片方の奴さんは俺らで殺りやす」
なぁ？と同意を求める為にチャイナを見るとニヤリと笑った
「あ、因みに此奴三割の力で私が殴っても死なねェから気をつけろよ」
……おいおいおい嘘だろ。例え本気で無くても此の怪力ゴリラでも殺せねェのかよ
ーーーー
残りの雑魚と生物兵器とも戦わなくちゃいけねェのか
「手前は残りの手下殺れ」
「否、お前じゃ彼奴に勝てない」
一々俺を煽る様な事を言ってくるクソアマ
巫山戯やがって…手前は手前の心配でもしてろィ…
顔には出さねェが内心ぶっ殺してやるそんな事を思っていると彼奴は駆け出す
舌打ちを零し、自分も自分の敵に向かった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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終夜(プロフ) - ありがとうございます！更新は遅くなると思いますが、なるべくあげられるよう頑張ります！ (2018年11月16日 21時) (
レス) id: 7b6e0d6279 (このIDを非表示/違反報告)
雨(プロフ) - 沖田君と神月ちゃんのやり取り好きです！これからも更新頑張ってください！ (2018年11月16日 19時) (レス) id: e3333da4ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：終夜 | 作成日時：2017年8月23日 13時
