16話 ちょっと此処から注意してね☆ ページ17
「一かたまりになって動くな！！１３号！生徒を守れ！！」
指示を出す相澤に私は呑気に来てしまった、遂に、此の世界の悪がなんて考えて居た
「何だありゃ！？また入試ん時みたいなもう始まってますパターン？」
冷や汗を流し現実逃避をしているのか何なのか、莫迦なのか。てか入試の奴ってなんだ
「動くなあれは
黒い靄から何人もの奴さんが出てくる
途端向けられる悪意に生徒達は動けない様子だった
私は無意識に舌舐めずりをしていた
「久々の殺し合いだ……！」
「殺すなよ…」
マフラーの様な包帯の様なものに手を当てる相澤
「これでいいんだな？」
「気をつけろよ。」
相澤が先に階段を駆け下りて行った。
私が何故１３号を連れてきたのか、其れは”吸引”させる為
ワープの個性は恐らく此方に来る。
だが一番恐れているのは１３号の攻撃が自分に返って来る事である。其れが出来るのがワープ。
「１３号、任せたぞ！」
「了解しました！」
「上鳴、電波飛ばして通信を試せ！！」
一応沖田には伝わる様に遠隔で鳴り響く装置を置いてきた
私は鳴らす為の釦を躊躇いなく押した
ーー
「まさか二人で向かって来るとは……一人は女じゃねぇか！」
向かって来る雑魚を彼女の相棒、番傘で吹き飛ばしていく
元海賊をなめるなよ、そう云った
「ヒッ、バケモンだ！！人間じゃねぇ！！」
敵の誰かがそう云う
残念ながら彼女は人間ではない。戦争をする為に生まれて来たと云っても過言ではないだろう
血の雨が降り注ぐ中にたった一人、”笑い”ながら立っていた
彼女の周りには怯えている敵、敵の手足が転がって居た
「痛みで動けないだろ？でも大丈夫、殺さない。」
彼女が創り出した地獄はUSJのど真ん中に存在し、生徒の目にも映りやすい。
此の状況を見て正常なままで居られる生徒は少ないだろう。
「私がバケモノ？面白い。でも、バケモノじゃ足りないよ
だって私は”悪魔”らしいから。」
しゃがみ込み、其処に転がっている敵の髪を鷲掴みし、三日月の様な不気味な笑みを浮かべた神月
それを見た
掴んでいる敵の頭を地面に叩きつけ気絶させる
「さて、殺しは駄目だって”彼奴”との”約束”だからな」
彼女クツクツと笑い、痛みで悶えている敵の腕を踏み潰した
17話 怪我人は慎重に→←15話 作戦とはうまくいかないものである
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終夜(プロフ) - ありがとうございます！更新は遅くなると思いますが、なるべくあげられるよう頑張ります！ (2018年11月16日 21時) (
レス) id: 7b6e0d6279 (このIDを非表示/違反報告)
雨(プロフ) - 沖田君と神月ちゃんのやり取り好きです！これからも更新頑張ってください！ (2018年11月16日 19時) (レス) id: e3333da4ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：終夜 | 作成日時：2017年8月23日 13時
