1話 落下物注意の看板ちゃんと見えるとこにおけよな ページ2
_______「サド…」
「なんも、なんもしゃべんじゃねェ…！」
「なんで私たち”空から落ちてる”の…」
真っ青な空と下に見える雲
そして絶望した表情で此方を見るクソポリス
私は悟りを開かざるおえなかった
「「_______終わった…」」
_______遡ること数十分前
「ちぃっ、くっそ！なんで追いかけてくんだよ！！」
「団子返しやがれぇえ！クソチャイナぁあ！！」
おっすオラ神月！神楽の四つ上の姉をしているぞ！！などと在り来たりな自己紹介が頭に浮かんだが此れが消されかねないのでやめておこう
此処は空に異星の船が飛び交う歌舞伎町
私は其の歌舞伎町の甘味処で団子を買い占めたのだが、其れを良しとしなかったのか鬼の形相で追いかけてくるやつがいる
其奴の名は沖田総悟、見回り中であるはずの警察官だ
税金ドロボーめうんこ野郎だな、うん
「私は自分の金で買ってるからさァ……
食べようが何しようが私の勝手だろうがよ！！売り切れ？はぁ！？しらねぇよ！！」
「俺の楽しみを取りやがって…てめぇだけは俺の手で殺してやらァ！！」
背後に般若、いや死神を背負って刀を抜刀して追いかけてくる糞野郎
そう、察しの通り私たちは犬猿の仲で相性最悪なのだ
此れが歌舞伎町の、私たちの日常と化していた
だが
唐突に鳴り響いた甲高いブレーキ音と普段は全く感じないであろう衝撃と鈍い痛みを感じた
「「…は」」
リアル鬼ごっこ、其の終幕はトラックに二人まとめて轢かれた事によって訪れた
ーーーー
「なんて、過去回想してる場合じゃねェ」
「、もう終わりだ、死んじまうんだ」
虚ろな目でブツブツ何か呟いている隣の自称ドS
ある時からジェットコースターみたいな浮遊感のある乗り物がてんでダメになってしまったらしいから迚もじゃ何が正気を保てなかったのだろう
何時もより、と云うより見たことのないような顔をしていた
「ドSって打たれ弱すぎだね」
「ドSはガラスのハートなんでィ！！」
「……お前ガチで涙目…？」
あ、どうしよう地面見えてきた
なんで？なんで轢かれた後空から落ちてんだろ
事故死の次は転落死ってか？
死にたい、けど痛いの嫌だなァ
「は、はは、ふはははは！！」
「ははっ、死んじまうんだ、何もかもを脱ぎ捨てて…」
「あはははは！！」
「「うぎゃぁあああ！！！！」」
2話 隕石って過去に地球に落ちてきたのかまだ確証がないんだってさ→←貴女「設定見てけよ」
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終夜(プロフ) - ありがとうございます！更新は遅くなると思いますが、なるべくあげられるよう頑張ります！ (2018年11月16日 21時) (
レス) id: 7b6e0d6279 (このIDを非表示/違反報告)
雨(プロフ) - 沖田君と神月ちゃんのやり取り好きです！これからも更新頑張ってください！ (2018年11月16日 19時) (レス) id: e3333da4ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：終夜 | 作成日時：2017年8月23日 13時
