番外編 ページ31
「か、母さん…」
「…遥!!久しぶりね〜!!」
今日は母さんがこっちに来るから出掛けようと言われた
久しぶりに会った、のか?母さんに至は頭をくしゃしゃに、私は頰をすり寄せられた
「ちょ、母さんここ外!!」
「あ、そういや姉貴は?」
「あ〜、あの子はね、彼氏さんに会いに行くんだって…それにしても二人共可愛いわね!」
嬉しそうな顔をして母さんはそういった
「なんで俺まで可愛いの」
「いつまでたっても子供は可愛いものよ?」
微笑んで言う母さん。うーん、うちの一家はみんな綺麗な顔をしている
つか3人きょうだい皆んな母さん似だしな
「遥、そんなワンピース持ってたったけ?」
「ん〜?作ってもらった」
「は!?幸に!?」
あら〜と言いながら私の頭を撫でた
本日のコーデは一成&東さん&幸&いづみさんだから、至なんてその4人に万里入ってるから
ってか至が1人でブツブツなんか言ってる…
「母さん、まずどこ行く?」
「そうね〜、ショッピング行く?」
……母さんの服装はとても若々しくて現在40代にはとても見えないだろう、うん、父さんともまだ仲良いしな……ハハッ
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「こんなものも出たのね〜、迷う!」
「母さん、こっちは?」
「遥、センス良くなったのね、ママ嬉しい」
ワンピースを2着とった母さんは迷っている様子だった
1着目は白いワンピース、2着目は淡い水色のワンピース
私は水色のワンピースの方がいいと言ったら母さんが嘘泣きして嬉しいと言った
「ねぇ、まだ?」
「…至、あんた彼女できないわよ」
ガチトーンで母さんが至に言うと至はあー……っと声をもらし額に手を当てた
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お母様とお父様、お姉様のお名前は出てきません。ご了承ください
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作者名:終夜 | 作成日時:2017年7月18日 14時