3話 悪いことしたら全部自分に返ってくるぅ ページ4
「初めまして、茅ヶ崎遥です。」
「因みに俺の妹ね。」
至がそう言うと劇団員達からは驚きの声がでる。
「えっと!はい!何歳ですか?…あ、オレは佐久間咲也です!」
手を元気よく上げた佐久間くん?は少しオロオロしてる感じの可愛い系男子、はい尊い。
頑張る男の子は世界の宝よねェというオカマが頭に浮かんだが全くもってその通りだと思う。
「高校三年生です、佐久間さんのこと名前で呼んでもいいですか?あ、ぜひ皆さんの名前も呼ばせてください。」
「あ、オレと同い年なんだ!!よろしくね、遥ちゃん。」
「よろしくね、咲也くん。」
みたいな感じでポンポン進んだ。
多分みんな私の本性に少なからず気づいているんだろうけど態と触れてこないだけだと思いたい。
「遥さぁ、俺こんなんだけど?
あ、皆俺と遥同種だか…げふっ」
そう言う至をバレないように少しだけ睨んだのだが、
こいつなんでバラしやがった!!?
その思いが重い一撃を放った。
え?駄洒落?気にすんな。
周りはあ〜…と察しているような表情をしていたので至にバラされて良かったのかも知らない。
「あ、やっぱり?なんとなく察しついてたわ。」
「……あっそ、ならいいわ。」
「すげー変わり様。」
と床をバシバシ叩きながら笑った万里を蹴ったのは、ねぇ?
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作者名:終夜 | 作成日時:2017年7月18日 14時