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13話 応援の一言は大事よ ページ14

「IHいいところまで行ったんだね」


「あぁ、そうだな」


私がいなかったIHは惜しいところまでは行っていたが負けてしまったらしい事に少し罪悪感に苛まれてしまう。


私がいれば何か変わっていたのかもしれないと。


「そんな顔するな、遥がいるだけでこんなにもチームが明るくなる

マネージャーからびしっと何か言ってやれ」


監督は私に柔らかく笑いかけポンポンと二回背中を叩いた。
それに応えるように二歩みんなの前にでるとこちらを静かに見てくれた。


今まで迷惑かけてきたから少し怖いけど大きく息を吸い込んで今の気持ちを告げた。


「IHはいいところまで進みました。でもいいとこ止まり、そんなんでいいの?

このチームは強い!だから自信をもって!!練習試合でもなんでも全力で!!」


「「「おう!!」」」


ーーーー


「音駒の士気上がったな」


「あのマネージャーさんのおかげでしょう」


「そういや茅ヶ崎、すげえ久しぶりだなァ!!」


「あの美人さんと知り合いですか?」


「おう!てか赤葦が褒めるなんて珍しいこともあるんだな、だっはっはっは!!」


ーーーー


「美人なだけじゃなくてかっこいいね」


「黒尾経由でさっき喋ったが、美人だな」


「さっき、さっき俺の坊主を触ってもらって!!!いい匂いでした!!」


「羨ましいぞ龍!!」


ーーーー


「へっくし」


「可愛いくしゃみだなおい」


「よく言われる」


「噂か?」


「こんなに美人がいるんだ当たり前だろ」


「残念美少女め」

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作者名:終夜 | 作成日時:2017年7月18日 14時

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