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*貴方side*
なんで皆泣いてるんだよ。そんなに逢いたかったの？
『感謝してね。何回鍛刀したの思ってるの』
乱「何回したの？」
『短刀は10回程度。鶯は3回？江雪さんは1発蛍が20回程度』←
「「「はぁ？！」」」
『私って運ないもん』
本当に感謝してよね！
薬研「大将……！」
『分かってる！えっと、先程はすみませんでした』
蛍「なんかしたの？」
『手伝い札使いすぎてなくなって、そんときに三時間が来たから発狂して走り回って転けて薬研に怒られてた』
私、いろんな所怪我してるんだけどね。
あ、
『夜中も煩かった？』
薬研「夜中？」
『浦島がね、厠に着いてきてって言ったくせに一人で走っていくもん。私も怖かったから走った』
で、眠れなくなって薬研に助けを求めた。浦島この野郎。
『さてさて、貴方たちは私の事主と認めますか？』
でもね、まだ勝負はこれからなの。
何て言うけど、勝負じゃないのよ。
これはね、自分の心との戦い。
ちゃんと勝つんだよ？
自分の心に。
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作者名：夏時雨 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年8月14日 16時
