祓い屋と斑とあやかしと【夏目友人帳】

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「白火はやらないよ。良咸も返してもらうから」


そう言ってナイフを投げると的場の頬に傷が付く。あーすみませーん綺麗なお顔に傷がー(棒)


「ーーーーー私の実験を邪魔するのですか？」


「実験って……はぁ。じゃあね」



バンっと的場の周りに結界を貼って式神を二匹の元へと向かわせる。近いのは良咸か。


扉を開けてすぐのゴミ箱に突っ込まれていた。ドンマイ。

小さいのでがっと掴んでまた走る。


「はーくーびーーーー」


また扉を開けると何か変な部屋に出た。そこから白火の気配がする瓶を取って急いでその場を離れる。



「ただいまー。逃げるよー」



外に出て式神たちと結構な距離を走る。自分の拠点の近くに来るともう良いだろうと思い良咸を下ろして片割れと会わせる。



「良威(ながせき)！！」


「長咸！！」


二匹は良かったと言う風に抱き合った。私は邪魔物かな。


「じゃあもう捕まんないようにね」


私は二匹にそう言って去る。


かっこよく決めたいよねぇ！！！



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