15話 ページ15
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JN.
気まずい空気が流れる中、どこか冷静だった俺。
Aくんが違う人に興味を抱いてても、もういいかと吹っ切れた。
振られたらその時はその時だし。
子どもじゃないからこれからも普通の顔で会えるだろうし。
『……あ、の、僕もです、』
jn「なにが?」
『っ、そ、ソクジンさんのこと、気になって、ます、』
当たり前のように振られる準備をしていたし、こんなに仲良くなれたのに申し訳ないな、なんて考えていたのに。
jn「はっ?!え?!俺?!」
『ちょ、ちょっと、声大きいですよっ、』
jn「え?!」
意味がわからなかった。
声の大きさより、思わず立ち上がって倒れた椅子に驚いてしまった
ど、どういうことだ?
俺はAくんがすきで、Aくんは、俺…?
jn「え?!テヒョンじゃないのか?!お、俺なの?!」
『だ、だからそう言ってるじゃないですか…っ』
ものすごく顔が赤くなっているAくんが視界に入る。
かわいい。
やっぱりいつ見てもかわいい。
テストやら課題やらテヒョンやらで頭の中がいっぱいだったのに、弾け飛んだかのように何も考えられない。
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LunaLuna(プロフ) - いつも通知が来るのを楽しみにしています。これかも頑張ってください。私はユンギペンなのでユンギさんのも是非。😉 (1月22日 11時) (レス) id: b8a89ad3fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜澄(よず) | 作成日時:2024年1月5日 16時