僕にとっては一大事 ※ ページ40
Aside
ある日ジミニヒョンの部屋の前を通ったら
ふわっと、この家で初めて嗅ぐ香りが舞った。
その日のジミニヒョンとはすれ違う時も
普段と違う、バラみたいな香り。
僕、ちょっと苦手かも…。
でもジミニヒョンが気に入って付けてるんなら
何も言えないし…。
『！』
何日かそのバラの香りが続いた後、
今日は違う、化粧品みたいな香りがした。
ま、まさか、ジミニヒョン、女の人と
会ったりしてるの、？
もう、僕に飽きた…？
やっぱり男で弟なんて、魅力なんか無いかな。
う、でも、ジミニヒョンにもう抱かれないなんて
無理、そんなのやだ。
もっと魅力的になるから、
もっとジミニヒョンの好みに近づくから
僕に触らないなんて言わないで。
『何から変えよう…』
僕もああいう甘い香水つけた方がいいのかな。
それから…、
『僕ができるのはえっちくらいしかない…』
もっと色っぽく、ジミニヒョンが興奮するように
えっちに誘うやり方を覚えなきゃ。
いつも僕がしてもらってばっかだから
ジミニヒョンを気持ちよくさせたい。
『ぁ、ひょん、』
jm｢ん？｣
『今日夜、お部屋、行ってもいい、？』
jm｢…いいよ、待ってるね｣
ふわっと笑ったジミニヒョンは僕の頭を撫でて
化粧品みたいな香りを匂わせてどこかへ行った｡
あんな色気、どこから出てくるんだろう。
子どもの僕には、色気の出し方なんて
分からない。
でも今日は、頑張るって決めたもん。
．
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サナ - 完結おめでとうございます！！いつも楽しく読ませていただきありがとうございました！！ (2021年4月14日 21時) (
レス) id: 372c321e8d (このIDを非表示/違反報告)
夜澄(よず)(プロフ) - mikittyさん» 最後まで読んでいただきありがとうございました〜(TT)(TT) (2021年4月11日 9時) (レス) id: a528fc44f0 (このIDを非表示/違反報告)
夜澄(よず)(プロフ) - こるさん» ありがとうございました！！！ありがとうございます！！！！絶対帰ってきます！！！よろしく頼みます！！！(( (2021年4月11日 9時) (レス) id: a528fc44f0 (このIDを非表示/違反報告)
夜澄(よず)(プロフ) - サナさん» うあああ！ありがとうございます( ；； )( ；； ) (2021年4月11日 9時) (レス) id: a528fc44f0 (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - 完結おめでとうございます！ (2021年4月11日 2時) (レス) id: 05ebd46207 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜澄(よず)
| 作成日時：2021年3月25日 13時
