Lily of the Valley． ページ29
．
リクエスト頂いたので、一つだけその後のお話｡
※Aside
yg｢Aッ、｣
『っ！ユンギさっ、んッ、』
玄関に入った瞬間、壁に押し付けられて
背中に鈍い痛みが走る。
反射で瞑った目を開けようとする前に
唇にいつもの感覚が触れた。
いつもする、ユンギさんとのキス。
だけど今のユンギさんのキスは、なんて言うか
荒っぽくて貪るみたいに、
僕に噛み付くみたいに激しい。
『んっ、はっ…、どしたの、ユンギさん、』
yg｢嬉しくないの、A、｣
『嬉しいですよ、幸せすぎてどうにかなりそう』
yg｢俺も、幸せで、早くAのこと食べたい｣
『たべっ…！？』
僕の母さんにも父さんにも、ヌナにも
ユンギさんとの事を打ち明けた。
怖かった。ずっと、どんな反応をされるのか
不安でいっぱいだった。
でもみんな、笑顔で頷いてくれた。
嬉しくて、幸せで、
こんなに恵まれてていいのかなって
胸がきゅーって締め付けられて
目頭が熱くなって。
どうしようもないくらい、息が詰まるくらい
ユンギさんに好きだと伝えたくなった。
『ユンギさん、すき…、だいすき、』
yg｢うん、俺もだいすき｣
『っ…、どうしよう、ユンギさん…っ』
彼の首に腕を回して、
唇と唇が掠れるくらいの距離で微笑み合う。
なんだろう、これ、幸せすぎて、嬉しすぎて
まだキスだけなのに、どこも触れられてないのに
体がふわふわして、熱くて溶けそう。
『わぁっ！？ちょっ、ユンギさんっ！』
yg｢俺もやばい、早くAに触りたい｣
『おっ、おろしてよ……っ』
視界がグルっと動いて、ユンギさんに
お姫様抱っこされていた。
目の前にある彼の耳が赤くなってることに
気づいて、僕も早く触って欲しいと思った。
．
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夜澄(よず)(プロフ) - ムルーアさん» うわーんありがとうございます😭がんばります😭🫶 (2023年4月7日 10時) (
レス) id: 321cc34217 (このIDを非表示/違反報告)
ムルーア(プロフ) - 初めまして！もう一気に読んじゃいました💜もうキュンが止まらないです😭これからの幸せな2人の続きが読みたいです🥹素敵な作品ありがとうございます💕 (2023年4月7日 5時) (レス) id: e97b81299d (このIDを非表示/違反報告)
夜澄(よず)(プロフ) - ゆっけさん» コメントありがとうございます(;_;)(;_;) 読者様と僕の中でずっと幸せに暮らしてます…(TT) (2021年4月23日 8時) (レス) id: a528fc44f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっけ(プロフ) - ほんっっっとに！ありがとうございました！！！！こんなにも素敵な作品に出会えて幸せです。ギュっとしたり、キュンとしたり。ずっと2人が幸せでありますように。 (2021年4月22日 22時) (レス) id: 44dc35a9cd (このIDを非表示/違反報告)
夜澄(よず)(プロフ) - 春さん» わわ、そんなに褒めて頂けて幸せです、、(;_;) 一応完結とは書きましたがたぶんまだ話数が残ってるのでリクエストか何か頂ければ書くと思います！少し遅くなるかもしれませんが…汗 (2020年11月24日 0時) (レス) id: a528fc44f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜澄(よず)
| 作成日時：2020年10月13日 0時
