押してダメならもっと押せ！【男主】

･ ページ6

YGside



新しく入ったサブマネのAって子に

マッサージをしてもらったんだけど、

めちゃくちゃ気持ちよかった。



力はそこまで強くなさそうだけど、

効く所をちゃんと分かってる感じしたし、

何よりあの子まじでいい匂いする。


俺の後ろに回って肩を揉み解す時に

香りが鼻を掠めるんだけど、

女の子かよって思うぐらい可愛い匂いだった。




女の子の匂いよく知らねぇけど。





th｢いいなー、俺もマッサージお願いすればよかった！｣

yg｢めっちゃ良かったぞ、いい匂いしたし｣

jh｢ユンギヒョン、匂いフェチでしたっけ？｣

jm｢(ちょっと変態チックに聞こえるとか言えない)｣






正直、みんな思ってることは同じだけど

さすがに仕事場だから口には出さないように

気をつけてるみたいだ。



いやあ、でも、まさかあんな可愛い子が

現実にいるなんて、

この世も捨てたもんじゃないな。


最初はみんな不安とか畏怖で

空気がピリついてたけど、Aが

視界に入った瞬間、温泉に浸かったみたいに

余計な力が抜けた。





jk｢…あの子の存在自体がセラピーでは｣

yg｢それだ｣





いるだけで、心地いい。

引越し→←初仕事

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す