押してダメならもっと押せ！【男主】

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JNside



考えた。俺たちは考えた。

Aのなんでキスするんですか、なんて

今更すぎる質問にどう返すか。



っていうか、




jn｢(あ、わりとみんなキスまで進んでる感じ？)｣

jk｢(俺が最初です)｣

yg｢(いや唇は俺が最初)｣

th｢(俺首に噛み跡付けちゃった)｣

jh｢(俺キスマーク付けちゃったけど)｣




…わぁお。みんなやるとこまでやってんじゃん｡

さすが僕の弟たちだ。




jn｢何でって言われても、なぁ…｣

『き、キスは、好きな人同士でするもの、じゃないですか…』





そうだよ。僕たちみんなAが好きだから

キスなんてしちゃうんだよ。





jm｢(ていうかみんなAのことそういう好き？)｣

th｢(どうだろ、Aならなんでもいける！)｣

nm｢(そこははっきりしないけど、手を出したいって思ってるのは皆一緒でしょ)｣

yg｢(A気づいてないよな、絶対)｣





自分の感情すら分からない。

でもみんな思ってることは同じ。



Aを取られたくないし、

僕たちの手の中に閉じ込めておきたいし、

できるなら自分のものにって、

そう思ってるはず。

それが恋愛感情なのかどうかは誰も

はっきりしてない。けど。






jk｢俺たち、みんなAが好きだからだよ｣

『っ…！』






そんな照れた顔されたら、

僕たちそろそろほんとに狼になっちゃうよ？


A、これからもっと覚悟しててね？







2へ続く!

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