内緒2 ページ15
「失礼しまーす…って
今日先生いねぇの?」
まじかよ…
こいつの看病俺がすんのか。
とりあえずAが起きるまでずっと待っていた。
それにしても、ほんとに綺麗な顔立ちだなぁ。
そんでみんなと親しいとか、
女子高生の鑑じゃねぇか。
『んん…』
あ、少しずつ目を開いてきた。
良かった〜。
「おい、大丈夫か?
急に倒れちまってさ。」
『ほんとにごめんなさい!
ジローくんも楽しみにしてた授業なのに…』
「いいんだよ、
こうなったのも何かの縁ってことで。
ってか、まだ具合わるそうだな?」
『…ちょっと苦しいくらいだけどね』
「…俺がまだいるから。」
『…何で、そんなにジローくんは優しくしてくれるの?…』
「え、」
『実は、、ジローくんのことが…
好きで…
そんなに優しくしてくれたら、、
自惚れちゃうから…』
え?こいつが…
俺のこと好きなの…?
「おい、頭おかしくなっちまったのか?
ゆっくり休んでろっ…」
『違う!私が好きなのはずっとジローくんだけなのに!』
そう言って俺の手をとって自分のおでこに乗せたA。
確かに熱いけど、意識ははっきりしてる。
「もっと、いい男いんのに。
それに、ここ密室。」
鈍感なこいつは男と二人きりの部屋にいても何も感じないのだろうか。
(チュッ)
『っ…///』
熱で顔が真っ赤だったAの顔は
トマトみたいに真っ赤っか。
「これは、誰にも内緒。」
そう言ってAの口に自分の人差し指を当てる俺も
きっと顔は赤いはず。
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チラシ - もちのアートエボの小説書いてください!同棲してて家でイチャイチャする感じの小説書いてください!お願いします。 (2019年3月2日 8時) (レス) id: 8b8a4174ea (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 東海オンエアのてつやとの小説ほしいです!!よろしくお願いします! (2018年1月30日 22時) (レス) id: 950da65d18 (このIDを非表示/違反報告)
たむらん(プロフ) - 了解です!時間がかかってしまうかも知れませんが、リクエストありがとうございます! (2018年1月27日 19時) (レス) id: 9babb9c747 (このIDを非表示/違反報告)
zawa-mina(プロフ) - こんにちは!リクエストさせていただきます!東海オンエアのざわくんと夢主がイチャイチャするやつみたいです!シチュエーションは作者様にお任せしてもいいですか?お願いします! (2018年1月27日 18時) (レス) id: 2d47d3844b (このIDを非表示/違反報告)
たむらん(プロフ) - せおさんありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2018年1月17日 12時) (レス) id: 9babb9c747 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たむらん | 作成日時:2017年10月23日 19時