【呪術廻戦】モブ顔オタクのトリップ話 (ページ36)

今日:26 hit、昨日:16 hit、合計:21,589 hit

第三十五話「おっきなネコチャ！？！？！？(推定185cm以上)」ページ36

「ここが私の家です」
「はぁ……(緊張)」

私と言えば、皆も気になるパパ黒とママ黒のいちゃラブハッピー日常生活の片鱗を見せて……いや魅せて頂けるという事でもうガッチガチのガ○チマン(ド緊張)だった。

はァーーーーー……(ドデカため息)ヤバい動悸止まらん助けてみんな(迫真)この先にpixivで散々見せられたパパ黒ママ黒いちゃラブハッピー日常生活(二次創作)が見せられるんですよ？お前は死なないのか？俺は死ぬが(ア○ハイゼン)

靴を揃えて家へ上がると先を行く彼女の後を追った。小さく軋むフローリングの音がやけに大きく耳に届いて、心臓の鼓動がさらに早まる。
短い廊下の突き当たりの扉を開けると、そこには黒色のデカい何かが横たわっていた。

「！？！？！？！？」
「もぉ〜！甚爾くん床に寝っ転がるならソファで寝てよ！」

いや、正確には黒髪、上下黒スウェットの人間である。ただ、縦にも横にもデカい恵まれた体躯がどこか人外じみて見えた。驚いて飛び退く私とは反対にママ黒さんはその黒い人に近付いて、背中辺りをペンッと軽く叩いた。叩かれてからしばらくして、その人はモゾモゾと起き上がって大きく口を開けて欠伸をした。まるで獣のような動きに目を囚われていると、ふと口元の傷に気付く。
この人、先程ママ黒さんから甚爾くんと呼ばれていたよな……？

ということはこの人が伏黒甚爾！？！？！？
ェ！！！！！！！？？？？？？？？？？？？
この人が！？！？！？！？！？！？！？！？
とじクン！？！？！？！？！？！？！？！？
あまりにも猫ちゃん過ぎるだろ！？！？！？
ママ黒に骨抜かれちゃったのか！？！？あっママ黒がヨシヨシしてる！！！めっちゃ喉ゴロゴロ言わせてそうな顔してる！！！めっちゃネコチャ！！！可愛！！！！！！今は禪院じゃねェもんな！！！婿に入ったもんな！！！！！良かったな！！！！！！！(号泣)

「ン、Aじゃねェか」
「はェ」

いつの間にかなでなでタイムを終え、甚爾がこちらをじっと見ていた。どうやら彼も私の事をご存知のようで、私の代わりにママ黒さんが先程までの経緯を話してくれた。記憶喪失で自分たちのこと一切覚えてませんって所まで話したときの甚爾くんの反応といえば、

「マジか」
「大マジです…」

原作でこんな会話あったな……と思いつつ机に頬杖ついてこちらを見る彼に対して、正座でへにょりと猫背になりながら返事を返す。いや、覚えてないっつーか会ったことすらないっつーかなんつーか……。