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第三十四話「不審者って通報されたら言い逃れできねェ…」 ページ35

……いや違う、もっと前だ。だってママ黒が生きている。それだけで護衛任務の前から原作改変が起こっていることが見て取れる。
探らなければ。もしかすると今後の展開に役立つ情報を得られる可能性があるのだ、このチャンスを逃す訳にはいかないだろう。そうと決まれば彼女を引き止めて話をせねば!(ここまで1秒)

「あはは、それじゃ!」
「あのっ!」

取ってつけたような乾いた笑いを浮かべながら踵を返して去ろうとする彼女の腕をガッと掴んだ。驚きながら振り返る彼女を見ながら口を開きかけたところで、私は気付く。


あ、考え無しに掴んじゃったけど引き止める理由考えてなかったーーーーー(棒)(汗)

ヤッベーーーッ!どうしよ、ほんとに何も考えてないよ何で考え無しに行動しちゃったの私のバカ!バカバカ!いや一昔前の漫画みたいな反応しなくていいから、とっとと理由を考えろ!うおおおおおお!ずりゃ!おりゃー!(ここまで0.1秒)

「わ、私記憶喪失なんです!!!」
「…………………………………………え?」

突然過ぎる告白に彼女はたっぷり間を置いて疑問符を浮かべた。そりゃそうだ、知り合いにクリソツな女呼び止めたら全くの人違いで、気まずくて帰ろうとしたら呼び止められてからの記憶喪失発言。うーん控えめに言って不審者ってとこかな(冷静な判断)
ママ黒は口を開けて心底驚いた顔で固まっている。正直気まず過ぎて逃げ出したい……が、私の彼女の間に一体何があって顔見知りとなっているのかが気になって仕方がない。

「良ければ教えてくれませんか?私と貴方の関係を」

彼女は二、三度ほど瞬きをした後、コクリと首を縦に振った。
____________________

やあどうも、私だ。
今現在、私はママ黒のご自宅へと案内されている。というのも彼女からの提案で「立ち話もあれですし、家も近いので良ければ……」との事。ほんとに歩いてすぐのアパートだった。ちっか。

原作の伏黒boy…(ネイティヴ発音)が住んでいた場所とは違う良い物件に住んでいるようだ。外階段を上がって廊下を進んだとある一室の前で止まると、彼女はポケットから鍵を取り出し鍵穴へと差し込む。そのまま軽く捻って解錠すると扉を開けて中へと案内してくれた。

第三十五話「おっきなネコチャ!?!?!?(推定185cm以上)」→←第三十三話「彼奴等は某のどっぺるげんがぁなるモノに出会いし者達であろうか?」



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人造人間名無し号(プロフ) - りり兄さん» ありがとうございます!マイペースに更新していきます! (10月31日 7時) (レス) id: 302ec2dd68 (このIDを非表示/違反報告)
りり兄(プロフ) - 最高です!!まじ応援してます!更新がんばってください…!o(^-^)o (10月30日 14時) (レス) @page37 id: f01e3b9817 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:人造人間名無し号 | 作成日時:2023年8月25日 15時

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