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第三十三話「彼奴等は某のどっぺるげんがぁなるモノに出会いし者達であろうか?」 ページ34

えっ?????何故そこで「えっ」なんですか??私達初対面ですよね??えっもしかして私が記憶から抹消してるだけで本当は前に会って……ないですンな訳ないですこんなドえらい美人さんを一目でも見てたら脳裏に焼き付きまくってるっつーの!!!!タトゥーみたいに全身に焼き付いて離れない一生の思い出になるっつーの!!!!!!!!

彼女は困惑した様子でこちらを覗き込んでくる。腕を握る手に少し力が入ったのを感じた。

「あの、本当に覚えてないんですか?」
「す、すみません…本当に記憶に無いもので……」

ごべんねェ〜〜〜〜〜〜!!!(号泣)
私だって本当は「お久しブリ大根ですわママ黒サン」とか「お久しブリーフ」とか「お久しブリリアントダイヤモンド&シャイニングパール」とか言いたいよ!?でも流石に初対面だし会った記憶無いし嘘なんか付けないしの三拍子なので言えないんですよ〜〜〜〜〜!!!!うわ〜〜〜!!そんな悲しそうな顔しないで〜〜!!こっちまで悲しくなってきちゃう〜〜〜〜!!!うぼおおおいおいおいおい!!!

脳内で大暴れしている私を他所に彼女は眉を八の字にしてパッと手を離す。そのまま両手を顔の前でヒラヒラと振り取ってつけたような笑みをこちらに向けた。

「あ、ひ、人違いだったっぽいですね!すみません!」
「えっ」

彼女の突然の手のひら返しに、今度は私が先程の彼女と同じ反応をする。どうやら私の態度、発言から自分の知人ではないと判断したようだ。事実とはいえ少しばかりその反応はショックだぞ!!!!!(号泣)

まあそれは置いといて(いや置いとけないけど)彼女の発言に少し違和感、いや既視感を覚えた。前にも同じようなことがあったような、とほんの少し思考を巡らせてピンと来た。
五条と夏油。あの二人も初対面の時、彼女と同じような反応をしていた。ただ彼女とは違って探りを入れるような反応だったが。そこまで考えてあの時の夏油の視線を思い出し身震い。本当にあれは怖かった(泣)

さて、この世界に来てからここまでに三人の人から同じような反応をされた。恐らく彼らと私の間に何かしらの関係性があるのだろう。五条と夏油とママ黒の三人の共通点………伏黒甚爾?星漿体関連か?時期的に言うと護衛任務はもう終わったはずだから、護衛任務の際に原作とは違う何かが起こったのだろう。

第三十四話「不審者って通報されたら言い逃れできねェ…」→←第三十二話「アイドル?」



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人造人間名無し号(プロフ) - りり兄さん» ありがとうございます!マイペースに更新していきます! (10月31日 7時) (レス) id: 302ec2dd68 (このIDを非表示/違反報告)
りり兄(プロフ) - 最高です!!まじ応援してます!更新がんばってください…!o(^-^)o (10月30日 14時) (レス) @page37 id: f01e3b9817 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:人造人間名無し号 | 作成日時:2023年8月25日 15時

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