【鬼滅の刃】旅団員の少女が鬼殺の道へ 弐【クロスオーバー】

68話 ページ23

チュンチュン

まるでマンガのような目覚をした私

ここは何処だろうと寝ぼけて数秒、はっとして飛び起きた

「まって、私あのまま寝ちゃったの!?」

信じられない…

いつもは何かあった時のために深い眠りはしないようにしてるのに

ここがそんなに安心するのかな

初めて来た所なのに…

なぜこんなにも安心するのかを考えてみたら、「杏寿郎が柱だからか」と納得してしまった。

ここには鬼しかいないんだから、何も心配する必要ないな！

なーんてちょっとズレた感想を残し、これからどうしようかと考え始めた時、

千「Aさん、起きてますか？」

襖の向こう側から、千寿郎の控えめな声が聞こえてきたので

「起きてるよ〜」

腑抜けた声で返した

すると、すっと襖を開けてきた

千「おはようございます。ご飯できてるので来てください」

「はーい」

ゆっくりと立ち上がり、昨晩の事について謝罪した。

「昨日はごめんね。なんか寝ちゃってさ」

千「いえいえ！逆に布団も敷かないでこちらもすみません」

「それこそ大丈夫だよ」

ほのぼのしながら居間へ案内された

千「兄上、Aさんを連れてきました」

煉「おお！ありがとう！おはよう！昨晩はよく寝れたか？」

「おはようございます。昨晩はほんとによく眠りましたよ」

煉「わはは！だろうな！腹が減ってるだろう！早く食べよう！」

「はーい！」

昨日は食べられなかった千寿郎お手製のご飯をようやく食べることができた

「お、美味しい！」

煉「だろう！千寿郎の手料理は絶品なんだ！」

千「あ、ありがとうございます」

私たちのべた褒めに頬を染めた千寿郎に私と杏寿郎は完全にノックアウト

「そういえば、ふたりのお父さんは？」

煉「ああ、父上なら「よそ者と食える訳ないだろう！」と怒って部屋に戻ってしまったよ」

困ったように眉を下げた

「あー、私のせいでいないんですね」

あははと乾いた笑いをしてしまった

千「すみません…」

本当に申し訳なさそうに謝る千寿郎

「大丈夫だよ。後で話でもしてみようかな…」

流石に家の主に挨拶もなしに居候するのは…ねえ

この話になり、終始困り顔のふたりを元気づけるようにご飯を頬張った

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たいっっっへん申し訳ございませんでしたぁぁ！

本当に色々あって更新出来なかったんです！

この作品を待っている方々、これからも暖かい目で待っていただけたら幸いです！

…というか待ってる人っているのかな

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