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67話 ページ22

煉獄side

槇「もういい!勝手にしろ!」

説得は出来なかったが、父上からの許可も降り、ようやく肩の力を抜くことができた

その事をAに伝えようと、彼女の部屋へ向かった

煉「A!父上から君がこの家にいていいと許可が降りたぞ!」

しーん

ん?

返事が無いな

煉「A?」

もう一度声をかけてみるが矢張り返事がない

失礼を承知で襖を開けてみる

すると、

「すー」

眠っているAの姿があった

そういえばこちらに来てからほとんど眠っていないと言っていたな

色々あって緊張もしていたんだろうな

ここは気の済むまで眠らせておこう

起こさないように音を立てず、ゆっくりと襖を閉じた

煉「ふぅ。最初に大きな声で呼んでしまったが起きなくてよかった」

千「あれ?兄上。ここでどうしたんです?」

後ろから千寿郎の声がした。

煉「父上からAがこの家に居ていいと許可が降りたんだ」

千「そうですか!良かったです」

ほっとした表情をした千寿郎。

千寿郎はAによく懐いているからな

千「それで、Aさんはなんと?」

煉「それが眠っていてな」

千「疲れているんですね」

煉「ああ。今は寝かせてやろう」

千「そうですね」

煉「ところで、千寿郎はどうしてここへ?」

千「夕餉の準備ができたので呼びに来たんですよ」

煉「なら先に食べていよう。あの様子じゃもう起きないだろう」

千「熟睡ですね」

これからここがAの安心できる場所になって欲しい

そう願いながら部屋を離れた

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なの星(プロフ) - ゆきなさん» お気遣いありがとうございます!これからもゆっくりではありますが、気長に待って頂ければ幸いです! (2019年10月27日 19時) (レス) id: 5608f88791 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - これからも無理せずに頑張ってください!楽しみにしてます! (2019年10月25日 14時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
なの星(プロフ) - 人形師さん» コメントありがとうございます!このような励ましの言葉、心に染みます!これからも頑張ります!少しでも楽しませられるように色々構想を練りたいと思います笑 これからもよろしくお願いします^^* (2019年10月21日 1時) (レス) id: 5608f88791 (このIDを非表示/違反報告)
なの星(プロフ) - 美有さん» コメントありがとうございます!今のところは旅団のトリップの予定はありませんが、前向きに検討したいと思います!素晴らしい提案ありがとうございます!これからもよろしくお願いします^^* (2019年10月21日 1時) (レス) id: 5608f88791 (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 凄く面白いです!続きが気になります。応援してます!! (2019年10月18日 17時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なの星 | 作成日時:2019年10月8日 0時

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