【鬼滅の刃】旅団員の少女が鬼殺の道へ 弐【クロスオーバー】

61話 ページ16

結果を言うと、杏寿郎の刃は届かなかった


──

灯「繋!!」

繋「手を伸ばせ！」

煉「行かせるか!!」

繋「くっ」

ｻﾞﾝｯ

惜しくも杏寿郎の刃は頸には届かず、方を掠めた。

その隙に奴らは黒いモヤの中へ消えていった。

そしてだんだんと朝日が昇ってきた。


煉「目の前で鬼を逃がすとは…不甲斐ない」

「くそが！」

千「兄上…」

手がかりを逃してしまった…

私らは負けた



千「…でも怪我がなくて良かったです」

眉をさらに下げて千寿郎は笑った。

煉「…そうだな。怪我をしては元も子も無いからな」

千「それにしても今の鬼達…Aさんの大きな手掛かりになりそうですね」

煉「そうだな！鬼を狩りつつ、其方についても調査しなければな！」

千「頑張って下さい！兄上！」

煉「ところで…先程から黙っているようだが…どうしたんだ？」

「…」

千「Aさん…？」

「杏寿郎、千寿郎…」

煉千「？」









「やっぱり私も鬼殺隊に入る」






煉「うむ！わかった！」

千「ほんとですか！じゃあこれからも一緒ですね！」

あれぇ？

さっきは鬼「殺隊には入らないよ」なーんて格好つけたからこれ言うの結構恥ずかしかったんだけど…

まあいっか

ふたりがニコニコしてるし

それより問題なのは私が入隊できるかどうかだよねぇ

…ほんとに大丈夫かなぁ

「あ、えっと…よろしくお願いします？」

--------ｷﾘﾄﾘ線--------

灯と繋の血鬼術の名前でなんかかっこいいのあったらコメントに書いてもらえると嬉しいです！

もしかしたら採用するかも…？

灯(ともり)・・・死体を鬼化させる奴

繋(つなぎ)・・・月明かりを集めて次元超える奴

よろしくお願いします！

ほんとに私、こういう才能ないので…

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