【鬼滅の刃】旅団員の少女が鬼殺の道へ 弐【クロスオーバー】

59話 ページ14

あの頃よりも少しは強くなれたのかな

あの頃よりも成長出来たのかな


ウボォーが死んでから少し経ったけど、私は未だに吹っ切れてないみたいだよ

ウボォーはそんな私を笑うかな？

クモのみんなのように強くなって敵を討ちたかった

修行して少しでも強くなった気でいた

でも

やっぱりまだまだみたい

ウボォーじゃないとわかってても、ウボォーを前にしたらやっぱり駄目で…

もう、頭ぐちゃぐちゃだよ

それでも私がやらなきゃ

帰る為に…

ウボォーの魂を救うために…！

「ねえ、お前は死体だけど、やっぱり日に当たったらダメなの？」

ウ？「さあ？どうだろうな。そんな自 殺行為試した事ねぇからな」

「そ」

まあ、死体と言えど鬼である事は間違いないし、多少はダメージを喰らうでしょ

ウ？「そんな事聞いてどうするんだ？まさか他力本願か？」

「まあそんなとこ」

ウ？「それでどうやって俺に勝つつもりだ？」

「もう勝負はついてるよ」

ウ？「あ？





…ッ!?」


ｼﾞｬﾗ

そこには鎖が張り巡らされており、ウボォーを捕らえていた。

ウ？「何!?おい！いつやったんだ！」

「お前とお喋りしてる時だよ」

ウ？「ックソが」

煉獄 「(…全くわからなかった…これも『念』とやらか)」

「ねえ」

ウ「…なんだ」

「お前は鬼でしょ？」

ウ？「だからそう言ってるだろ！」

「ウボォーの体に対してじゃない。ウボォーの中のお前だよ」

ウ？「…そうさ。確かに俺は鬼だ」

「名前は？」

ウ？「…」

「負けた奴に黙秘権なんて無いよ。さあ、言え。あ、ついでに協力者及び方法なども」

ウ？「くっ…俺の名前は灯(ともり)だ」

「へぇ…で、協力者は？」

灯「…俺の仲間に月明かりを貯めて、それを自身の血鬼術の礎にする奴がいる」

「そいつの名前と能力は？」

灯「奴の名前は繋(つなぎ)。月明かりを集めて次元を開く」

「次元を？」

煉「もしかしたらそいつの能力によってAもこちらに来た可能性があるな」

灯「その通りだ」

「なんのために？」

灯「…十二鬼月になるためさ！繋が次元を開き、俺が強い奴の死体を鬼化させる。そうすれば簡単に強い力が手に入る！」

--------ｷﾘﾄﾘ線--------

突然オリキャラ入れて申し訳ないです！

簡単に紹介

灯(ともり)・・・死体を鬼化させる奴

繋(つなぎ)・・・月明かりを集めて次元超える奴

気になることがあればコメでお願いします！

60話→←58話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す