【鬼滅の刃】旅団員の少女が鬼殺の道へ 弐【クロスオーバー】

64話 ページ19

煉獄side

先程から走っているが…

成程、確かにAは凄いのだろう

俺も自身の最速で走っているわけではないにしろ、話しながら俺に着いてきている

そして全く息が切れていない

疑っていた訳ではないが、異世界から来たという話は本当なのだろうな

千寿郎の話からすると鬼を1人で1晩戦ったと言うことだが…

うむ！

実際見てみたいな！

1度家に着いたら手合わせ願おう！

そう思案していたら、

「ねぇねぇ、お腹空いたからどっか寄らない？」

と言ってきた

よもや今言うのか！

「わはは！君は本当に面白いな！そうだな！俺もはらが減った！どこかで飯にするか！」

「やったー！」

満面の笑みで喜ぶものだから顔が緩んでしまう

千「兄上！何処で食べるんですか？」

煉「ふむ、Aは何が食べたいんだ？」

「えっと、うーん…なんでもいいや！」

千「ええ！食べたいものとかないんですか？」

「この世界の食べ物とかイマイチよくわからないし…」

煉「なら蕎麦にするか！」

「蕎麦！私蕎麦好き！」

煉「よし！じゃあ蕎麦屋に行くぞ！」

「おー！」

千「兄上、あんまり食べすぎないでくださいね」

煉「ああ！これを食べて早く家に帰って千寿郎の飯を食べたいからな！」

千「じゃあ腕によりをかけて頑張ります！…


あ」

煉「どうしたんだ？」

千「そう言えば…実は、昨日、夕餉の買い出しに行っていたんです。その帰りに襲われてしまったんです」

「もしかしてその買ったものって…」

千「はい…多分その場に放置されてるか取られてしまっています」

煉「じゃあ家に帰る前に店に寄らなくてはな！」


この幸せな時を大切にしたい

そう思った帰り道

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