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ページ49

午後10時…




真っ暗なアトリエのソファに誰かが座っていた。




【Ami「誰?Aちゃん!?」】




ガチャ…




?「誰かおるん?……………え、A?」




「っ!!壱馬くん、なんで…」




壱「忘れ物取りに来てんけど、 Aこそどう…って泣いてる?」




「泣いてないよ…」




壱「………帰らんの?」




「………………………」




壱「もう夜遅いし、危ないから帰ろう。」




と、Aの元に近づいた壱馬だったが…




そのAは静かにボロボロ泣いていた…




「ごめん…先に帰って…」




【横「Aちゃん、よっぽど辛かったんだね。」】




【陣「いつも笑ってる子がこんなに泣いてるとぐっと込み上げてくるものがありますよね。」】




壱馬は隣に座り、黙ってAの頭を撫でた。




「壱馬くん。」




壱「ええから、黙って泣いとき。」




しばらくアトリエにはAの泣く声だけが響く…




【凌「何があったのか聞かないのがまたいいよね。」】




「………もう大丈夫。ごめんね、壱馬くん。」




壱「好きな子が泣いとったらほっとかれへんよ。」




「…………ありがとう。」




【Ami「壱馬がいい男すぎる。」】




壱「なあ、お腹空いてへん?笑」




「……………空いてる…笑」




壱「…笑 樹と希ちゃんが買い出しでタコスいっぱい買ってきてくれて、ちょっと余ってるんやけど。」




「タコス?えっ、食べたい!」




壱「じゃ、温めるわ!」




「お願いします!笑」




“お皿どこ〜”と探したり、電子レンジを前に“何秒くらいやろ”と独り言をこぼす壱馬。




Aはそんな壱馬の姿を見て微笑んでいた。




オオカミくんは誰だ…?

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みそら(プロフ) - 次の3を読みたいのでパスワード教えて欲しいです! (2021年3月22日 0時) (レス) id: 16bd62b4a7 (このIDを非表示/違反報告)
星野桃奈 - 見てて幸せです (2020年3月10日 11時) (レス) id: 80a553586a (このIDを非表示/違反報告)
星野桃奈 - めちゃくちゃ想像するだけで楽しかったね (2020年3月10日 10時) (レス) id: 80a553586a (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - 壱馬くんと結ばれて〜 (2020年3月6日 18時) (レス) id: e320f5d5de (このIDを非表示/違反報告)
yukie(プロフ) - ほっちゃんさん» はーい!! (2020年2月12日 1時) (レス) id: 3df5a45b21 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ほっちゃん☆ | 作成日時:2020年1月6日 8時

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