白雪とオオカミくんには騙されない

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…




デート組




乃「きた〜、Aちゃん…！」




「おいで！話そう！」




レコード屋と少し離れた場所に移動した2人。




「どうしたの？」




乃「もうね、モヤモヤモヤモヤって感じ。」




乃「あの2人は音楽じゃん…共通点があるから。
それで2人になってるところ見ちゃって…もう…」




「そっかぁ…それは辛いよね。ののちゃんはもう好きなの？」




乃「……………………」




「好きなんでしょ？笑」




乃「ふふっ笑 翔平くんの気持ちが知りたい。」




「聞きたいね。でも聞きたくない気持ちもない？」




乃「………ある。笑」




「私、今それなの…笑」




乃「北人くんはもう好きなの？」




「…うーん、気になってると好きの間かな…」




「アトリエにいて写真送られてきたときに北人くんがいたからちょっとモヤモヤしたし…




太陽LINEなんて無ければいいのにって思っちゃったもん…笑」




乃「誰かは嫌な思いするよね…」




【横「この気持ちが揺さぶれるのがね…」】




するとそこへ…




北「どうしたの？お二人さん。」




北人がやって来た。




乃「いいよ、話してきて。笑」




「なんで…笑 いいよ笑 1人になっちゃうじゃん。」




乃「そんなの皆を探せばいいだけだから笑」




2人がヒソヒソと話していると…




北「乃々華ちゃん、ちょっと外の空気吸いに行こうよ。」




乃「えっ…」




「いいよ、行ってきて？笑 私は大丈夫だから笑」




乃「……うん。行ってくるね…」




北人と目が合ったAは笑って、また！と手を振る。




「んー………」




2人が去るとその場に蹲み込んでしまったA。




【横「いやーーー！待って、もうこれも切なすぎる！」】




【陣「切なすぎません？この矢印。」】




…




アトリエ組




樹「北人さん、3連続でデートに行くとかあるんですかね。」




希「それはやばいよね…笑」




壱「それはさすがに俺がキツい笑 俺のメンタルがもたんくなる。」




希「それはそうだ。」




壱「少なくとも俺は、ん？ってなるよな笑」




樹「ちょっと芝居の稽古が…抜けます。ごめんね。」




慎「忙しいですね。」




壱「そうなんか！全然ええで！遅くまでありがとうな！」




樹「じゃあ、また。」




希「頑張ってね！」




壱「忙しいな、樹。」




【横「壱馬、今からでもいいからAちゃんの元に行ってあげて…笑」】




【Ami「そしたらもうドラマだ！笑」】

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