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第二章 ページ3

チョロ松side

何だか、おそ松兄さんの様子がおかしい。

いつもは

お「俺は、数学なんて、使わないぃぃ〜。」

とか言って、数学の教科書なんて見やしないのに。

なんとなく、予想は付くけど。

『今日から一か月、教育実習をさせていただきます、杉原です。

教科は数学です。

皆さん、よろしくお願いしますね!』

この人が数学の教科を担当するからだろうな……。

だって、おそ松兄さんのタイプだし、うん。

僕?僕は……そんなことないはず。

だって、僕が教育実習生に恋をするなんて、絶対あり得ないから。

仮にも先生と生徒の関係だからね?

すると、担任の先生から、

「おい、チョロ松。杉原先生が困っていたら、手伝ってくれないか?」

と、言われた。

なんで、僕、と言いたかったが、

僕が学級委員だからという考えにたどり着くのに、時間はかからなかった。

まぁ、先生に頼られている……のか?

そんな事を考えていると、杉原先生?が声をかけてきた。

『えーっと、チョロ松君、はじめまして。

杉原Aと言います。

私、この学校に来るの初めてで、

色々ご迷惑をお掛けするかもしれませんが……。』

杉原先生、緊張しているのかなぁ、でも何かいい人だなぁ。

チ「いえ、こちらこそよろしくお願いします。」

そう言うと、突然、先生が僕の手を両手でしっかりと繋いで、

『うん、よろしくね、チョロ松君!!』

そう言って、ニッコリと微笑んだ。

……なんかかわいい。

って、僕がおっ、女の人と繋いでいるぅぅ!?

チ「あっ、いやっ、その、うわぁぁぁーーっ」

そう言って、僕は先生の手を振り払い、男子トイレの個室に駆け込んだ。

{男子トイレの個室}

どうしよう、僕、女の人とてっ、手を繋いでしまったっっ。

うわぁ、もう何か勝手に意識しちゃって先生の事見られないよ。

でも、さっきの先生凄くかわいかったな……。

いや、先生を「かわいい」とかって、見るのなんて、言語道断だから。

もともと、僕のタイプなんでしょ?

いや、邪念よ、去ってくれ。

チ「先生ともっと話したいとか、一緒にいたいとか、

あわよくば告白して、付きあいたいとか……。」

……って、えぇぇぇっ!?何言っての、自分。

もしかして、僕、先生に恋しちゃったの?

とりあえず、男子トイレを出て、廊下を歩いていると

先生の姿が見えた。

チ「…………っつ。」

どうやら僕は、先生に恋をしちゃったようです。

みかタン

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設定タグ:おそ松さん , 学生松・逆ハー・恋愛 , 合作   
作品ジャンル:恋愛
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黒兎(プロフ) - マロンさん» ありがとうございます!三人で頑張って執筆いたしますので、これからもよろしくお願いします〜 (2017年2月2日 16時) (レス) id: 2172f3f018 (このIDを非表示/違反報告)
マロン(プロフ) - すごいです!面白いです!合作?頑張って下さい! (2017年1月31日 23時) (レス) id: bbaa515bc3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クリームにゃん&みかタン&黒兎 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2017年1月23日 0時

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