Imagination*(短編集) (ページ17)

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長年の片思い(2)◎Zin.S ページ17

陣「Aちゃん、ほんま綺麗になったなぁ～もしかして、恋人でもできたん？」

A「え、？あ～」

(陣さんのこと好きでずっと追いかけてたから……とは言えないしな)

A「恋人はいませんけど、…ずっと好きな人がいるんです、その人に少しでも可愛いって言われたくって…」

陣「ふ～ん…そうか……じゃあ、もしかしてメンバーの誰かなん？壱馬とか…あ、まこっちゃんとかもあり得るなぁ」

(もう…言っちゃっていいかな)

A「…目の前に…います……」

陣「え？目の前って……僕やん笑、冗談言わんでええんやで～もぉ～」

A「冗談じゃないです！！私は、最初にお話した時から、陣さんがずっと好きだったんです！」

陣「え……ほんまに？」

A「本当ですよ……好きになってからずっと陣さんの事しか考えられなくなったんです…」

(うぅ～恥ずかしい)

陣「…じゃあ、その責任とるわ」

A「え？責任取るって…」

陣「僕の事しか考えられなくなった責任。僕もAちゃんの事ホントは好きやった、僕と付き合ってくれへん…？」

(え、陣さんも私の事好きだったの…ということはずっと両思いだったって事…？)

私は返事をするために口を開いた

返事ははもちろん………

A「私でよければ…お願いします！」

その後、実はこっそりドアの外で見守っていたメンバーが入ってきてプチ祝賀会になったのであった＿＿＿

fin*