第59話 ページ19
(…そういえば……)
「……あのね……実は昨日、海司とたまたま会って家まで送ってくれたんだけど、私の今住んでるアパートに海司にとって初めての彼女さんが住んでたみたいで、それで偶然遭遇して、海司とその人が話してるの見て…………心が痛かった……」
光輝「…なるほどね…海司の初彼女ってことは、こはくさんか…心が痛くなるのはね、好きだからだよ、Aは嫉妬したんだよ」
(あの気持ちが…嫉妬………)
「そっか………私……海司の事が好き……なんだね……光輝、ありがとう…そして……ごめん」
光輝「いいって、好きな人には幸せになって欲しいしね…あーーー海司が羨ましいなーー」
「ほんと、……ごめん」
光輝「暗い顔しないでよ…俺は、Aが笑った顔が好きだからさ、笑ってよ」
「そう言われても…」
光輝「俺の事は気にしないでよね…!明日からもいつも通りで、分かった?」
「……はい。」
光輝「なんで敬語(笑)まあ、明日からはちゃんと笑った顔見せるんだよ?じゃないと、俺が悲しい」
(光輝も辛いはずなのに……頑張って笑ってくれてるから、私も……)
「分かった、明日からもよろしくね」
そう言って私は手を差し出した
光輝「うん!仲直り(?)…ん?仲直りなのかな?ま、いっか!握手!」
「っふ(笑)光輝らしいね、ありがとう」
光輝「笑った!よ〜しA、帰るぞー!」
「うん!」
こうして、光輝との1日が終わったのであった
…………………
From 主人公の家
家に帰り着くと、私は自分の気持ちを整理した
(とりあえず、私は海司が好きだということに気づいた……)
「でもこれからどうすれば……付き合う……海司と……想像ができない……だって今あんなにかっこよくなってさ…私なんかじゃ無理だよな……はぁ……」
(でも、私は変わるって決めたもんね……頑張んないと……)
(でも海司の好きなタイプとか私知らない……こはくさんと付き合うくらいだから、やっぱり大人で綺麗な人がいいのかな…………私と真逆じゃね??アピールって何をどうすりゃいいの?)
「うわぁーーーーー分かんねーーーー」
そうして、その日は考えすぎて全く眠れなかった
…………………
120人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ドール(プロフ) - 吉 野 み ゆさん» みゆ様コメントありがとうございます!これからも更新の方頑張りますので楽しみにしていただければと思います!! (2020年4月21日 23時) (レス) id: 0ec39358ff (このIDを非表示/違反報告)
吉 野 み ゆ - 更新めっちゃ気になります (2020年4月21日 17時) (レス) id: 9f418f690e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ドール | 作成日時:2020年4月16日 7時