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第４０話 ページ46

放課後

竜side



今日俺は、Aと帰る約束をした


何故誘ったかって？それは……………



A「竜！何ぼーってしてるの？？帰ろ」



「お、おぅ……ごめん」



A「おかしな奴(笑)」



「考え事してただけだ」



A「はいはい(笑)」



「ったく………早く帰るぞ」



A「はぁーい」


………………
From 帰り道


「この後なんかあんのか？」



A「いや、別に何も無いかな」



「じゃあさ…………そこの公園ちょっと寄らね？」



A「なんだよ〜珍しく(笑)別にいいけどさ」



そう言って2人、公園のベンチに腰をかけた



………………


「あ、飲み物買ってくる。なんか飲みたいのあるか？」



A「う〜ん………何でもいいかな(笑)あ、お金…」



「いらねぇーよ、てか何でもが1番困るんだけど……適当に買ってくるからな」




A「ありがと！！お願いしまーす」


………
From 自販機前



ほんと何でもが1番困るな………


でも俺は知ってる、Aがカフェオレを好きな事を…………


(まぁ、ずっと見てきたからな……………)



そう思いながら、カフェオレとオレンジジュースを買ってAのところに戻った………


…………

「ん、カフェオレで良かったか？」



A「カフェオレ好きだから全然いいよ！ありがとう」


「おぅ……良かったわ」



A「なんかすげーよな………竜と私がこんな話してるの」


「確かにな…………」



A「玄武にいたときは全然話しもしなかったのにな〜話しかければよかったって今は思うよ」




「それは…俺も、思う」



(まぁ、俺の場合あの頃気になってたけど、話しかける勇気が無くて、Aに話しかけなかったんだけどな………)



「A、理人と確か仲良かったよな………」



A「そうそう！！あ、そういや理人に最近連絡してないな〜あいつ元気かな〜いきなり玄武転校する事になっちゃったし…」



「………………あいつの事、好きなのか？」




A「んなわけ(笑)あいつはただの仲良い友達だよ！それに理人、超可愛い彼女さんいるし」




「へぇ〜そうなのか………」




A「そうだよ、玄武にいた時はよく彼女さんの事相談されてた…うるさいぐらいにね(笑)」




「ふ〜ん……………」



A「そういう竜は？好きな奴とかいないのか？？」



(兄貴も今日あいつに告白するって言ってた…だから俺も……)






「俺の好きな奴は………………目の前にいる」

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