幼なじみは女好き (ページ1)

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家に帰ると

男物のスニーカーがあった

ものすごく見覚えがある

はぁ…ため息が出るわ

『ただいまー』

【おかえりー遅かったわね】

お母さんがそう言って出迎えてくれるけど

私の視線の先にいるのはお母さんじゃない

『やー！キム・ミンギュ』

MG「叫ぶな叫ぶな、落ち着け」

私の幼なじみのキム・ミンギュ

隣の家に住んでて

よく私の家にいる

『学校へ行かず、何故私の家にいる!?!?』

【あら？そうだったの？？】

お母さん…普通は気づけよ？

娘が学校へ行っているのに

お母さんは天然すぎてどうしようって思うんだよね

『はぁ…寝る』

とりあえず疲れたら寝るよね

自分の部屋に戻って

部屋着に着替えて

寝ようとすると

背後に気配を感じた

『おい、ミンギュ』

MG「あ？バレた？？」

『バレバレ…』

MG「そっかそっか…」

そう言いながらどさくさに紛れて

私のベットに寝っ転がっている

『ねぇ、邪魔』

MG「んー、聞こえなぁい」

目を瞑るミンギュ

こいつは黙っていればイケメンなのに

宝の持ち腐れってやっだな