■. 普通の日常 ページ7
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普通科はヒーロー科や経営科、サポート科とは違って特別何かするってことは無い。最高峰の授業を受け、卒業出来るだけのクラスだった。
まだ入学してから数日しか経っては居ないのに、カノンはもうつまらなさそうに窓を眺めていた。彼女は別に勉強もしなくても、私の傍に居るだけで大丈夫な存在故にの事だった。
「 A。 」
『 あー…心操。ピアノ弾きたい 』
「 ねーよ、昼食食べに行くぞ。 」
「 心操さんありがとうねぇ、こうでもしないと食べに行かないのよ。 」
『 レディを引っ張るやつがいるか！ 』
「 なら普通に歩け 」
心操とも仲良くなったのか分からないけど話すようになった。
「 俺の個性、洗脳なんだよな。 」なんて辛気臭い話もされたけど『 ヒーローになりたきゃなればいいじゃん。私に聞くな 』とか言ったら笑われた。なんなんだコイツ。
『 あいかわらず、ひとが、おおいことで… 』
「 席は取ったし。俺が後は頼んでくるから待ってろ 」
『 カノンも行ってきて、私の好みじゃない食べ物持ってきたら許さないからね… 』
「 はぁい、行ってきまーす。 」
カノンと心操が昼食を取りに行ってる中、私は机に突っ伏し、リズムを刻みながら手で好きな曲である【英雄ポロネーズ】を弾いていた。小さい頃に街中に置いてあるストリートピアノで弾いてる人を見掛け、私は一目惚れしたのだ。
でも見るからに変な人である。昼食も食べていないのにも関わらず机に突っ伏しているのだ。視線が痛い。
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ウウ──────！！！！！！
《 セキュリティ3が突破されました。 》
《 生徒の皆さんはすみやかに屋外へと避難して下さい。 》
「 こんなの初めてなんだけと！？ 」と訳の分からない警報放置が鳴り始めると同時に雄英生徒は一気に屋外へと急いで向かうように行っていた。
同時に心操とカノンが戻ってきて。
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「 Aッ、大丈夫か…、？ 」
『 うん、カノンご飯は？ 』
「 こちらに。 」
「 なんでお前らはそんなに冷静なんだよ！！ 」
『 食べろって言ったの心操じゃん。敵ならカノンが察知してるし、大丈夫だよ。 』
「 ほら、ここは最高峰の高校です。先生も同様、最高峰の方々が集まっていますから、御安心になって食べましょうよ。ね？ 」
「 …今行ったって怪我が起きるだけ、か。 」
『 何かあればカノンが対峙してくれるから大丈夫。 』
「 カノン頼みかよ 」
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MR - 一気見してしまいました！ (1月9日 17時) (
レス) @page30 id: 4d66bde2ec (このIDを非表示/違反報告)
48 - とても面白いです！更新お待ちしております！ (8月2日 8時) (レス) id: 7ea788b5a6 (このIDを非表示/違反報告)
雪モチ(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！更新待ってます！ (7月16日 10時) (レス) @page30 id: cd96ca08d9 (このIDを非表示/違反報告)
もやし - 続き待ってます！！ (7月2日 15時) (レス) id: 2aa5ee0a9a (このIDを非表示/違反報告)
tukina0123(プロフ) - とても面白く一気に見てしまいました!! ゆっくり続きを待っています!! (2022年12月21日 14時) (レス) id: 9f8c517d0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 x他1人 | 作成日時：2021年11月6日 19時
