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｢ お前ら制服のままでいいのか？ ｣
『 この方が動きやすいので。 』
｢ カノンは先生が知ってる通りなので大丈夫よ。 ｣
そうか、と答えると相澤先生は全体を見渡す。
私とカノンの左にはコスチュームを身にまとった雄英高校ヒーロー科である生徒たちがズラリと並んでいた。体育祭後だからか、より緊迫した空気が周囲を包んでいた。
｢ 先生、 ｣
｢ わかってる。それを含めて今紹介するから取り敢えず…カノン。 ｣
｢ え〜、何を話せばいいのよ。前にも宣戦布告した時に名前は知られたと思うけど、カノンよ。宜しくね？ ｣
生徒達は納得してないような顔をするが故に、相澤先生は説明が足りんとカノンに伝えれば、何処まで話せばいいのよ〜と愚痴愚痴隣で言っている。
生徒達は真剣にカノンの方を向く。
私が何故ここに連れてこられたのかとかは分からない以前に、カノンの方に集中してるから最早私は居なくてもいいのでは……？と思うくらい。
｢ カノンはそうね、貴方達が敵襲撃の時に出会った"脳無"を倒したぐらいかしら。 ｣
｢ やっぱり！！！！ ｣
｢ でも何で普通科の子が現場にいたの？ ｣
｢ 先生！！！だからここにカノンさんを連れてきたのか！？ ｣
｢ 取り敢えず黙れお前ら。前にも話したが、窓を割った張本人がカノンだ。そして壊した後にUSJに居る敵を倒したのもコイツだ。 ｣
｢ だから戦闘訓練に参加させるのは別じゃね？ ｣
｢ 監視を含め、コイツ"ら"の特例のヒーロー科に一年から編入を考えている。 ｣
ザワザワとした雰囲気が周りを包み込むが、それはヒーロー科の入試を受けたものとしてどうなのか？という意見が飛び交った。
｢ それに関しては問題無い。それ相応の強さがある事は俺自身も認めている、指揮に関してはヒーローになりたくないと言ってる面では編入を認めたくないが。 ｣
｢ 指揮？ ｣
『 私が指揮Aだよ。相澤先生の言う通り、私はヒーローになるつもりは無い。 』
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｢ ならなぜ、編入を考えているのですか？ ｣
｢ それに関してはカノンと同様、監視目的だ。本当はしたくないのだが、指揮がヒーローになりたくないと言うなら、敵になりうる可能性も否定出来ない。 ｣
｢ 体育祭で優秀な成績を取ってもいないわよ？相澤先生。 ｣
｢ それも後にわかる。今からする指示に従え、戦闘訓練の形式を発表する。｣
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MR - 一気見してしまいました！ (1月9日 17時) (
レス) @page30 id: 4d66bde2ec (このIDを非表示/違反報告)
48 - とても面白いです！更新お待ちしております！ (8月2日 8時) (レス) id: 7ea788b5a6 (このIDを非表示/違反報告)
雪モチ(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！更新待ってます！ (7月16日 10時) (レス) @page30 id: cd96ca08d9 (このIDを非表示/違反報告)
もやし - 続き待ってます！！ (7月2日 15時) (レス) id: 2aa5ee0a9a (このIDを非表示/違反報告)
tukina0123(プロフ) - とても面白く一気に見てしまいました!! ゆっくり続きを待っています!! (2022年12月21日 14時) (レス) id: 9f8c517d0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 x他1人 | 作成日時：2021年11月6日 19時
