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貴方side






気を散らすかのように



貴「 あ、し、仕事行かないとっ」




啓「あ、そうなの?俺午後からだから寝るわ。帰るとき、鍵そのままでいいから、じゃあね名前」





ふいに名前を呼ばれドキッとする。





貴「 う、うん!わかった。」





そして支度をする



貴 「 げっ…服…」



でも啓司さん女じゃないからな〜(笑)







しぶしぶ綺麗にたたまれた服に身をつつむ。





またまた洗面所をお借りして髪の毛、メイクをセットして鞄をもつ。





もうここへ来ることはないだろう。

貴「 お邪魔しました。」






バタン







エレベーターを捕まえて、一人で乗る。

 




一人だからなのか、昨日のコトが脳裏に焼き付いて消えない。






重い足取りでタワーマンションをでる。



そして見上げため息をつく。

19→←そると、



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作者名:そると、 | 作成日時:2017年3月22日 23時

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